妖精國と終末の獣その2
8/8追記
事前に言っておきますがこの考察は外れてます。
それでもいいよって方だけ読んでください。
以下ブログ本文↓
前回のブログでほんわりとケルヌンノスくんがビーストなのでは?という考察をしましたが今回はその考察の補強をしていこうかなと思っております( ᷇࿀ ᷆ )
まず型月世界の終末の獣とアンリマユの類似性についてです。
前回のブログでも話したfate/prototypeに登場するビーストというクラスの獣。真名をヨハネ黙示録に登場する終末の獣。
この設定をfate staynightに踏襲したのがアンリマユです。
桜とアンリマユ、愛歌と旧ビースト
この一心同体という関係性も似てますしね。
そしてどちらも人間の悪性情報から生まれた呪いの塊という点でほぼ同一の存在と言って差し支えないでしょう。
そしてこれらはどこから生まれてくるのか。
これはCCCコラボの「堕天の檻」を読めば何となく分かります。
この廃棄孔(仮称)という存在。
知性体の活動の結果として生じた不要なもの、忘れ去られたものを捨てる場所。
これを読んで、この機構はムーンセルだけではなく地球という星にも存在するのではと考えました。
それが人間達の宗教的死生観において度々登場する「地獄」と呼ばれる場所。
人間の呪い、怨念、負の感情が集積する場所が地獄であれば黙示録の獣も「地獄より現れて世界を支配する存在」として描かれてますし何となく解釈一致しませんかね?
ではさっきの地獄が本当にあるとしてそれはどこにあるの?って話ですがそれは事件簿最終巻に登場した虚無の穴の先に答えがあるのでは思っています。虚無の穴(ナル・ピット)とは時計塔の地下にある霊墓アルビオンの最下層「妖精域」にあるとされる前人未到の区域です。
そこには三つ首六つ目の怪物がいました。有名な地獄の番犬ケルベロスの原典とも言うべき存在なのでは作中ではと言われていましたよね。つまり虚無の穴の先には地獄がありそこを守る役割を果たしてるのが三つ首六つ目の怪物であると。
型月世界では地獄へと続く道を孔(あな)とか穴(あな)という風に表現することがこれで何となく分かったと思います。
さて、それを踏まえた上で妖精國の罪都キャメロットの近くにある大穴をみてみましょう。奥底にはケルヌンノスの死骸があるとマシュの調査結果で分かっておりトネリコは星を覆うほどの呪いだとも言っていますね。かなり不穏。そして前回のブログにも載せたトリ子が落下する前の最期の台詞。
終末のフタ。
これって地獄の釜の蓋と掛けてるんじゃあないですかね???
そしてこのフタの先にある「この星を覆う呪い」は時計塔の深淵を知っていないと理解できない?と遠回しにキリシュタリアは言っています。
となれば先程、説明した汎人類史の時計塔の地下にある虚無の穴(ナル・ピット)がキャメロットの大穴と同一の存在と解釈できませんかね???
最初はなんでケルヌンノスなんてマイナー神が汎人類史では厄ネタ扱いされてるのかと思ってましたが厄ネタなのは虚無の大穴そのものだったのかもしれませんね。
終末の獣だろうがアンリマユだろうが人間を呪う存在であればビーストになれる資格があると個人的には思ってます。ケルヌンノスの場合は人間ではなく妖精でしょうが。
HF3章のアニメーションマテリアルで
アンリマユがもし完全な人類悪として顕現するとしたら「報復」の理を持つと言うことが明かされました。
これがビーストⅥの理だとしたら
ケルヌンノスくんにピッタリかもしれません。
だって折角妖精國を築く土台となったのに信仰は薄れ、しまいにゃ忘れ去られ妖精達は好き勝手やりたい放題。ケルヌンノスくんが大穴にいる事実が妖精達から不要なものとして投棄された何よりの証拠。
ケルヌンノスくん+星を覆う程の呪い(これまで死んでいった妖精達の悪性情報)=ビーストⅥ
これでマイナー神のケルヌンノスくんも立派なビーストⅥに!
みたいな!!!的なみたいな!!!
さぁ8/4に妖精達に報復だー!!!!
余談:ふせったーでビーストⅥは忘却の理を持つかもなんて言ってましたがあの後色々考えてこのブログで訂正させて頂きます(*^-^*)ゞテヘヘ
これはオマケですが
空の境界コラボで登場したオガワハイム。
これは完成された呪いのシステム。
人間が知性体であるが故に逃れることのできぬ獣性。決して無くすことのできない不滅の現象。
恐らくこれは「地獄」の再現でもあるのだとと思います。ここで言われてる「いと深き場所の神」って一体誰なんでしょうね、、、、