サムレムおじさんの戯言
皆さんFate/SRはプレイされましたか?
月リメや、メルブラとかと違ってこれは明らかにFGOユーザー層をターゲットにしている作品だと思ってるんですが意外と周りにプレイしてる人が少なくて泣いてます😭
ノーマルエンド(終焉の焔)
グッドエンド(一条の光)
トゥルーエンド(可惜夜に希う)
それぞれプレイしましたのでその感想をつらつらと
マテリアルまだ未読なので解釈間違ってるところもあるかもですがそこは広い心で見ていただけると助かります。
1. 総評:これは聖杯戦争を疑似体験できるゲームだ!
2. 各陣営の聖杯への想い
3. 結局盈月の儀ってなんだったん?
1. 総評:これは聖杯戦争を疑似体験できるゲームだ!
インタビューにもありましたが正にサムレムを一言で現すのであればこれ!
人の身でサーヴァントに挑むということは如何に無謀であるか
→最初は敵サーヴァントにほとんど攻撃が通らずセイバーの共鳴ゲージ溜まるまで敵の攻撃を避けまくっていました。
聖杯戦争に勝つにはまずはマスターを狙え
→サーヴァントとマスターのタッグ戦ではマスターに集中砲火してHP削りきるとサーヴァントが弱体化して戦線を有利に進めることができる。
などなどStaynightやその他Fate関連作品を履修した皆さんには最早常識でしょう。
それをゲームで疑似体験できる。
これは今までのFate系作品にはない新しい部分なので素直に楽しいと思いました。
サーヴァントの真名が徐々に明かされていく感じもFateならではでワクワクしましたし、物語もプレイを疎外するような難解さは無くアクションとシナリオの塩梅もちょうどよかった。
ただ裏を返せば、シナリオ自体に大きな驚きや新鮮さはあまりなく途中からある程度結末を予測できてしまった感がなかったといえば嘘になります。
ノベルゲーのようなクオリティを期待していた人にはうーんと思ってる人もいるかも。
2. 各陣営の聖杯への想い
セイバー陣営
伊織が盈月の儀に招かれたのって強者と死合うためだと私は思ってます。
普通聖杯に願った”結果”が欲しくてマスターは聖杯戦争に参加するものだけど、伊織の場合はその逆、”過程”が願いとなっている。
この時点でかなり歪、伊織というキャラクターの在り方って言峰綺礼と性質は違うものの少し似ていて、伊織はあの夜の剣聖との出会いから 剣鬼となった。
地右衛門に言わせれば外道。本来太平の世では抱いてはいけない願い。後天的な異端。
そして言峰自身も他者の苦痛や不幸でしか幸せを感じられない破綻者。先天的な異端。
2人は自覚せずともその思いを押し殺し続けてきた。
序章でセイバーが伊織に聖杯戦争についての説明をするときに弧を描くように歩いていたのは単なるZeroアニメのオマージュかと思っていましたが 今思えば言峰を意識していたのかも?なーんて思ったりした。
次にセイバーもといヤマトタケル。
これは発売前から真名当て考察勢が予想していた通りといった感じ。
彼は生前、父から疎まれ、友もなく、愛する妻さえ死に別れ、父から繰り出される無理難題に応えてきた。
しかし最後は野で死に絶えた報われない孤独の英雄。
そんな彼は生前数多の命を奪ってきた自身を悔い、自分の信じる善を成すというのが聖杯への願いとなった。
しかし、この願いは当初から抱いていたわけではなく伊織と盈月の儀を勝ち抜く中で自覚した願いであると私は解釈している。
伊織から教えられた”善なる心”それが彼の抱いた願いに繋がっているが、実は伊織にとってそれは人々を悉く切るための人々を理解するための効率のよいやり方に過ぎなかったのがなんとも残酷。
トゥルーエンドの二人のラストバトルなるべくしてなったとしかいいようない。
お互いの願いを果たすのは最初からこのやり方しかなかったのだと。
アーチャー陣営
見ていて一番気持ちのいいマスターとサーヴァントの関係性といえばアーチャー陣営
鄭成功と周瑜の性格の相性の良さ(善)は触媒なしでサーヴァントを召喚した場合、召喚者の精神性に近い者が召喚されるというZeroのキャスター陣営(悪)の設定が活かされてるけど精神性は真逆なのなんだか面白い。
鄭成功の願いは明の再興、周瑜の願いは今度こそ主を助け勝利を見届ける。という聖杯への願いまで相性がいい。
しかし、盈月の儀への万全の備えをみせるキャスター陣営に勝てるはずもなく最後は周瑜の自害でその幕を閉じる。
一条の光ルートでは鄭成功がキャスターと再契約するがその関係性は利害関係の一致のみとアーチャーの関係性とはほど遠い。
鄭成功自身が歴史上の人物なので、この物語の中で死なせるわけにはいかず全ルートで生き残っている。
むしろ歴史的には彼の物語はこれからと言ってもいい。
ってかサムレム自体が全体的に死者少なめなんだよな。Zeroを見習えZeroを(え
ランサー陣営
PVの中でも一際異彩を放っていたマスター。地右衛門
包帯ぐるぐる巻きと消えぬ炎をその手に宿す姿は志々雄真実を思わせる。
彼は島原の乱の生き残りで家族を幕府に殺され、この世の中に絶望しており、聖杯への願いもこの世を地獄にする!!!!みんな俺と同じく不幸になってしまえ!!なーんて破滅願望の強い願いを抱いていたと思っていたが 実はその願いは語弊があり、この世を地獄にする=地獄と現世を繋げて地獄にいる家族と再会したいという蓋を開けてみれば復讐者とは程遠いめっちゃ真っ当な願いであることが分かった。
その願いの影響か、終焉の焔ルートでは盈月と融合し盈月の怪異となったがそのデザインが地獄の門から出てくる演出になっている。
セイバーに切られ、最後には家族の声が聞こえて「おっかぁ」と静かにつぶやく地右衛門。
あの世で家族と再会できたかなぁ
地右衛門は自身を外道としているがサブクエで町民を助けたりしてる描写もあったし、良心が完全に消えたわけではないんだろうなと。
伊織を自身と同類だと言っていたが、まだ地右衛門は可愛いもんである(ダジャレじゃないよ)
そして地右衛門が抱く尋常ならざる憎悪に影響され精神汚染を受けた状態で召喚されてしまったジャンヌダルク。
見た目がFGOのオルタっぽいのはその影響。
更に無理やり召喚された影響もあってか宝具も大幅にランクダウン&反転している。
それなのに地右衛門を隙あらば復讐はだめですなんてやんわり諭そうしてくるし、聖杯への願いも「それでもあなたが地獄を望むのなら私も一緒に地獄に落ちましょう」って根っこの部分はしっかりジャンヌやなと。
ランサー陣営で一番好きなシーンは可惜夜に希うルートで 地右衛門がキャスターに放ったジャンヌ本来の自爆宝具「紅蓮の聖女(ラ・ピュセル)」が発動し、それを察知して消えゆくジャンヌが最後「これ以上マスターが罪を重ねなくてすむ」と微笑みながら消滅するところ。
ライダー陣営
マスターは歴史上の人物としても有名な江戸時代初期の軍学者:由井正雪。
中世的な声だからまさかとは思ったけどやはり女性。しかも森宗意軒が作ったホムンクルスであると。
森宗意軒が魔術師であったことも驚いたけども、自我もめっちゃしっかりしててイリヤ並みに精巧なホムンクルスと思われる。
森宗意軒と由井正雪のコンビは魔界転生でも有名なので、かなり意識した人選だなぁと。
聖杯に賭ける願いは"この世の歪みを正すこと" 歴史上では浪人たちの救済をかかげた慶安の変を引き起こした首謀者でもあるのでこの願いにも納得。
しかし、その願いは己がサーヴァントによって砕かれることになる。
ライダー源頼光、いや本当の真名を丑御前。頼光の鬼子として側面、分かたれた存在。
FGOの頼光の幕間やイベントで度々登場してましたね。見た目は頼光リリィといった感じ。正直キャラデザは鎧武者の方が好きだったカナ…
スキル"鬼神の顕"で自身の本当の姿を隠匿し、マスターにさえそれを悟らせなかった。実は狂化EXという隠しスキル持ち。もう実質バーサーカーだろと…
丑御前は由井正雪の願いである"この世の歪みを正すこと"を叶えるためこの世を破壊して歪みをなかったことにしようとします。う~ん狂ってるネ!
マスターの願いを歪んだ形で叶える…あれ?この展開どこかの汚染された聖杯ですか?
サムレムってFate/Zeroの要素が多くないか?
キャスター陣営
マスター土御門泰広、彼の願いは陰陽頭として返り咲く、一族の再興といったところか。
彼は何らかの力を使い遠見で遥か未来で行われる聖杯戦争その仕組みを視て、その魔術儀式を真似た。
しかし、ただ真似るだけではなく、その術式に細工をしてサーヴァントを傀儡とするシステムまで組み込んだ。
なのに!なのに!
これだけ下準備が完璧だったのになぜこうもあっさり負けたん? その一言です。
あれっすか?下準備万全にすればするほどそれが裏目に出るアインツベルン家のオマージュってことっすか?
ランサーにあっさり殺されて私は目が点になりました。あまりにも油断しすぎでは?彼を守るはずの逸れの目の前で殺されるとか些かマヌケすぎないか?
もしかしたらライダーの策略もあったのかもですけど。
そしてそんな主を守ろうともせず自身の工房に引きこもるキャスター稗田阿礼。
二人の関係性は利害関係の一致のみの淡白な間柄。
聖杯への望みは「永遠に、世界のすべてを記録し続ける」こと。
これは、この世界の事象を記録し続ける記録者(レコーダー)になることで自身がこの世に存在するということを証明したいのだと私は解釈しました。
これは稗田阿礼が実在した人物なのか定かではないという歴史的見解に由来するものと思われる。
アサシン陣営
ドロテア・コイエット!!!!好き!!!!!
魔術師らしい魔術師ではあるんだろうけど、どこか憎めない。義にも厚い。
凜が貴族だったらこんな感じなのかもとかちょっと思っちゃった。
前評判を大幅に覆すくらいいいキャラしとる。
土御門が盈月の儀を失敗した時の保険として幕府が時計塔から呼び寄せたらしいけど、幕府と時計塔がこの時代に繋がりあったのがびっくらぽん。
最初はFakeのジェスターの真名がドロテアだったからもしかしてサムレムのドロテアって…とか思ったけどあまりにも人物像が違いすぎてこれは違うかな?となった。
聖杯にかける願いは"根源の渦に至ること" 魔術師らしくて分かりやすいですね。
対して最後まで分からなかったのがアサシン甲賀三郎
なぜ土御門の術にあえてハマりドロテアに敵対したのか?マスターとしての器を測りたいのだとしてもそれで自身も消えちゃったら意味なくない?リスキーすぎない? 神性持ちって人間試すの好きなの?
結局彼の願いってなんなの?
基本聖杯戦争においてアサシンはハサンしか召喚されないはずだけど、盈月の儀はあくまで模倣だからハサンルールは適用されないということなのか?
むしろ日本版にアレンジされてるから忍者ルール?
バーサーカー陣営
彼女は魔術師でもなんでもない一般人なんですがその願いの強さからか令呪が宿った。
と最初は思っていたんですが、どうやら漂流者としてこの世界に流れ着いた武蔵ちゃんと仮契約することで令呪を宿した模様。
一応魔術回路はあったみたいなんですが扱い方も知らないため、マスターとしては力不足。
だから武蔵ちゃんとの契約も仮契約が限界だったらしい。
聖杯にかける願いは吉原の遊女たちの解放。
吉原の遊女たちは苦界10年といって親の借金を完済するまで自由の身にはなれない吉原からも出られない過酷な生活であると聞きます。
彼女はそんな人たちを解放してあげたかった。
しかし彼女は最初からこの儀に勝ち抜ける可能性は低いとみて土御門と手を組んおり、土御門が盈月を手にした暁には彼が高尾太夫の願いを叶えるという約束をしていた模様。
しかし、その願いも土御門が盈月の儀から脱落したことでご破算となり、最後には武蔵ちゃん自由に生きな!と令呪三画の大判振る舞いで彼女を次なる異世界へ送り出した。
本来の高尾太夫は禿をかばって武士に殺される悲運の女性でしたが、この世界では武蔵ちゃんに助けてもらってるので、彼女の未来が少しでも良い方向に進めばいいなと思います。
この高尾太夫のモデルは2代目万治高尾?時代的にどの代の高尾太夫とも違うのでオリジナルという気もする。
そして、FGO民にはお馴染みのセイバー武蔵ちゃん。
この世界に漂流するにあたりなぜか盈月の儀のサーヴァント、しかもバーサーカーとして現界しててこれって一体どうゆう原理?
最後までそのいきさつは明かされませんでしたが…マテリアルに書いてるんかな…
元はセイバー武蔵ちゃんですがバトルモーションはFGOのバーサーカー武蔵ちゃんのモーションもちょっと入っててニッチャリしてしまった。
そして中身はバーサーカークラスの影響か理性が飛んでて基本自分のやりたいことしかやりませんでしたね。
高尾太夫の言うことほとんど聞いてなかったし…太夫もそれを良しとしていた節もありましたし。 遊女は吉原という牢獄に囚われているから、武蔵ちゃんの自由奔放さが眩しくもあり、そのままでいて欲しかったんやろなって。
結局武蔵ちゃんは男武蔵が果たせなかった、弟子との死合いをさせるためにこの世界にきたのかなって解釈してます。
なので聖杯にかける願いとかなしなし(え
因みにFGOの水着イベ2019で宮本伊織を名乗ったのも霊基バーサーカーだったのもきっとこの出来事を武蔵ちゃんが覚えてたからなんだろうなってw
おまけ:逸れのサーヴァントたちの所感
セイバー:木曽義仲
想像以上にイケメンで想像以上に巴さんを愛していたんだなと…回想シーンからもよく分かる。
アーチャー:アルジュナ
FGOでもお馴染みインドの大英雄。
回避しづらい攻撃が多くて初見ではもうこれでもかってくらいボコボコにされました。
ランサー:クー・フーリン
ランナーのネタをここで擦ってくるとは思ってなかったw
ライダー:タマモアリア
かわいいけどやはり一番は玉藻の前なのです。
アサシン:李書文
書文先生最近のFate関連作品ほぼ皆勤賞では?
バーサーカー:サムソン
彼は高尾太夫にデリラを重ねていたのかもしれない。
ルーラー:若旦那
ルーラーとしての仕事一切してなくて笑いましたw
キャスター:オトタチバナヒメ
サムレムで唯一泣いてしまったシーンがありました。
それはタケルがオトタチバナヒメのために櫛を作ってプレゼントしたところ。
タケルは自身のせいで彼女を死なせてしまったと思っているが、オトタチバナヒメは逆で彼の役に立てることがむしろ誇りであったと言っています。
生前のタケルの辿ってきた人生を考えると、思わずホロリときますし、このシーンがあったからこそ稗田阿礼の揺さぶりにも耐えることができたし、最後まで自分の願いを貫き通せたのだと思います。
ところでオトタチバナヒメ含めると全英霊は16騎だけど、作中では15騎目の盈月起動の鍵という言い方でオトタチバナヒメを表現しているのってルーラーは参加者ではなくてあくまで儀の調停役だから数に含めてないという理解で合ってる?
3. 結局盈月の儀ってなんだったん?
盈月は土御門泰広が作った遥か未来の冬木での大魔術儀式に使われていた聖杯を模したもの。
しかしその完成度は低く、人の願いを叶える万能の願望器としては機能しないけど、魔力リソースとして色々使い道もあるといったかんじの代物。(FGOの聖杯みたいなものね)
盈月は不完全だ。安倍晴明ならもっとうまくやるだろうと源頼光に言われてて泰広くんが不憫。安倍晴明と比べたら他のどんな優秀な陰陽師も凡俗に落とされるでしょうがよ。
土御門泰広は何らかの力で人の身では難しい遠見を使って未来の聖杯戦争のシステムを真似たとなっていますが、"何らかの力"とは一体なんなのか。
稗田阿礼のプロフィールを読むと彼が儀式の成立に関与していると仄めかされており、彼の始まりの記録者(レコーダー)としての宝具(偽神召喚したあれみたいな)なのかなと最初思いましたが、そもそも聖杯戦争のシステム自体を知らないとサーヴァント自体召喚できなくね? となりこの説は矛盾します。
しかし、もし土御門泰広が盈月の儀を行う前から何らかの方法でキャスターの召喚に成功していたらその限りではないが果たして…
来週末にはマテリアル読めるので読んだらまた追記する…かも?
ここまで駄文に付き合ってくれた全ての読者に感謝を🙏
(【推しの子】)のアニメをリアタイしなかった過去の自分を殴りたい
皆さんは推しの子という作品をご存知だろうか。
集英社の青年向けの週刊誌
ヤングジャンプで只今連載中の超人気作品。
私はヤンジャンよりジャンプ派なのであまり詳しくはないが、つい先日1200万部を突破したとニュースになったのは記憶に新しいと思う。
私が推しの子に出会ったのはジャンプラのTOP画面で見つけたのが最初。読む前のイメージは推しのアイドルの子供に転生して人生勝ち組笑い止まらんガハハとかそんな話だろ。はぁ〜つまんな。
という訳分からん偏見に満ちたものであり全く読む気がありませんでした。アニメも特に興味がなく一度も見ることなく1期が終わりました。
しかしTwitter上でのヒョロワーの評価はめちゃくちゃ高く、否定的な意見も皆無。
段々私は気になってきました。そして1週間半前、先っちょだけならええやろとアニメ1話だけ視聴しました。え!?1時間半!?なっが!しかし終わってみれば体感1分。そしてその内容は…衝撃のラストは頭蓋をハンマーで叩かれたような錯覚を私に与えました。
気がつけば私は漫画を全巻購入して3周、アニメは2周していました(今アニメ3周め)
鉄は熱いうちに叩け。ハマりたてホヤホヤのこの想いを文字にぶつけようと思う。この先は、漫画やアニメのネタバレてんこ盛りなので踏みたくない方はブラウザバック推奨です。
【推しの子の魅力】
それはやはり、星野アイでしょう。
推しの子という物語は星野アイの衝撃的な死で幕を開けると言っても過言ではないくらいアイの死が今後の展開にも登場人物にも多大な影響を与えています。
その証拠にアニメ第一話はアイの死がクライマックスでその後ルビーとアクアの制服姿が描写され、さぁ推しの子という物語はここからが始まりだ!と言われているような演出になっている。1話が1時間半の超大作になったのはそこをプロローグとしてきちんと区切りたいという想いがあったのかなと私は思う。
その星野アイのアイドルとしての「光」の部分はプロローグにて大いに語られているが、その要所要所に「闇」の部分が散りばめられている。アイがゴローに語った嘘は愛。万人が好きなる完璧で可愛いアイドルを演じることでファンを幸せにする。嘘をつくことが彼女にとっての愛。これは彼女の闇の部分ではあるがあくまで表層であること。
光が強ければ強いほど映し出される影もまた濃い。彼女には読者やアクアやルビーも知らない深い闇がありそれが全て明かされる前にアイは最期を迎える。
面白いのはアイという人物はそこで物語から退場するけど、話が進めば進むほど、アイという人物の解像度が上がっていき彼女の存在がより際立っていく展開。これが何とも絶妙で123話の後にまた1話から読むとアイが全く違う人物に見えてしまうくらい。推しの子は全体の尺でみるとアクアとルビーの活躍が大半を占めるが、きっと最後までこの物語は星野アイの物語なんだなとそう思わずにはいられない。私も彼女の光にあてられてるのかもしれない。
この手法に近いのは最近の作品だと勇者の死をきっかけに物語が始まる葬送のフリーレンあたりか?
私はこの手法がとてもだいすちでフリーレンにもドハマりしたので推しの子にハマるのも自明の理だったのかもしれない。
【推しの子のアニメ化について】
アニメ1話を視聴してあっこれは神アニオリを入れてくるアニメだなと直感で分かり、すぐ漫画を全部先に読んでからアニメ1話を再度視聴しました。(原作と比較したいオタク)
漫画では後々の伏線にはなるものの話がぶつ切りと感じてしまう「15年の嘘」制作の裏側インタビュー的なやつはカットされ、一方でアイや他のキャラの心の動きを描写するのに心血が注がれているように思える。作画が素晴らしいのは勿論だが、特に目の作画に拘っていて、これは私の解釈だがとんでもなくオーラのある千年に一度のアイドルの素質。これを絵で表現するのはただ可愛く描くだけでは足りない。原作66話で鏑木Pが言っていた可愛さの説得力。私は特別に可愛いという嘘を信じさせてくれる説得力。
これを象徴するのが星の瞳なのではないかと。
だからアニメ化にあたって星野アイは他とは違う特別な存在なんだよと視聴者に納得してもらうために瞳の星が輝くような演出を入れたのではないかと。原作2話の壱護社長の台詞「うちのアイはまじもんの嘘つきだそ」から始まるB小町のライブシーン。漫画だと見開き1ページを使っておりかなり力を入れて描かれていることが分かる。が!アニメだとアイの瞳のアップそこに吸い込まれるような描写からこのために作られたオーイシさん作曲のサインはBが流れる。漫画の1000万倍の躍動感で踊るB小町もといアイ。何度みても鳥肌が立つ完成度。軽々と原作を超えてくるな!
そしてこの瞳の異常なまでの演出の誇張が、アイの最期、完全に瞳から光が消えた時のどうしようもない絶望感を際立たせていた。原作未履修アニメ初見の私を感情のジェットコースターに乗せるのヤメロォォン!!!!
あとアイの母としての成長を描く手段としてアニオリ演出が上手く使われていて特にアクアとルビーの額にキスをして「いってくるね」と言うシーン。
ここは、最初は子供の名前すら間違えてたアイが母として子供に対する愛情が芽生え始めてることを伝えたいシーンなのかなと私は解釈しており、後のアイの「愛していると言ってしまうとそれが嘘だと気付いてしまうのが怖い」という独白から察するとあそこは本当は「愛してるよちゅっいってきます〜」くらいの気持ちが込められてそうだなぁとか妄想が捗った。
そしてそして!
推しの子のアニメ化で省いてはいけないのは声優陣の演技力の高さ。高橋さんのアイは言わずもがな完璧を超えた完璧。古参の原作ファンはどう感じるか分かりませんが、あの飄々したアイの喋り口を高橋さんが完全再現し、かつ声質もマッチしていてまんまアイでした。更に度肝抜かれた演技で言うと、私の推しの子である有馬かなを演じてる潘さん。アニメ1話の「問題大ありよ!」からの泣きのシーン。私の第一声「どこからそんな声出るの?」でした。潘さんによると喉の中にイルカを飼うイメージだそう。うーん分からない。
そして一番凄いのは有馬かなが役者として演技してるところと有馬かなが素で話してるところとでは演技のトーンが明確に違うこと。
それを素人の一視聴者の私にも分かるように演じてる潘さんの演技力の高さ。脱帽っす。
個人的に演劇編の有馬かなの振り切れたつるぎの演技がバカ好きなのでアニメ2期でどうなるか期待。あとアクアが感情演技を引き出すために妄想した実はアイは生きてました!わーいめでたしめでたしのシーンでバカ泣きしたのであのシーンのアニメ化があったら多分原作超えると思う。そう思わせる凄みがこのアニメ製作陣にはある!!!!
【推しの子の今後の展開について】
今推しの子は一切の情を捨てた完璧冷徹アクたん(なりきれてないけど)がアイの半生を描いた映画を制作するため奔走する映画編の真っ只中。目的はアイを死に追いやったとされるカミキヒカルを断罪するため。
そしてルビーに自身がゴローであることを明かし遂にお互いが転生者であることを知りルビーの瞳の黒い星が消えた神回が123話。
さぁここからどうなるのか。
まずカミキヒカルについてですが2人の父親であることにはこれまでの展開から間違いないですが、リョースケにアイの住所を教え彼を扇動しアイを殺させたのかはについてはまだハッキリとは分かっていません(憶測の域を出ていない)
ただアクアの人読みのうまさ、人を動かす才能(扇動する才能とも言える)はカミキヒカルがそうゆう人物であるのなら、彼の才能がアクアに受け継がれていることにしっくりきます。
しかし、カミキヒカルが黒幕で彼を殺してはい復讐おしまいと言うにはあまりに不可解な点があります。
まずアイがアクアとルビーに残した2枚のDVD。そしてアイが死ぬ直前まで撮っていたB小町のドキュメンタリー。これらが「15年の嘘」の元になっています。
五反田監督は原作111話でアイからDVDを渡された時に、「なぜアイは亡くなる直前に俺にDVDを託したのか」と言っています。
まるでアイが自身の死を予期していたようにも読めます。
ここで少し長くなりますが語らせてください。
アイは嘘吐きです。
原作8話で「私は嘘吐き。考えるより先にその場に沿ったことを言う。自分でも何が本心で何が嘘なのか分からない」とモノローグで語っています。これは彼女が幼少期から日常的に嘘をつき続けてきた証左であると私は感じました。
8話の壱護からスカウトされた時のアイの過去語りで殴られるより施設の方がマシ発言や小説45510では母が投げたガラスが白米に入ってそれがトラウマで今でも白米を食べることが怖いというエピソードや、好きなタイプ?私をあまり怒らない人がいいかな、私しょっちゅうやらかすしなどの台詞からも母から日常的な虐待を受けているのは明らかで、アイはその経験から人に嫌われることを過度に恐れており、嘘をつくことが彼女の処世術となっていたのかなと思います。因みにアイが雑誌や配信での質問に対して秘密や内緒と返すことが多いのはその答えを言ったら嫌われるかも?完璧で無敵のアイドルという嘘を演じる上でノイズになるのであれば言わない。という彼女なりの嘘は愛を体現してるのかなと。
原作29話でアクアはアイのことを何が本当で何が嘘か最後まで分からなかったと言っている。彼女はアイドルとしてのアイ、母としてのアイ、星野アイとしてのアイなど何重にも仮面を被っており、15年も隠し続けてきたその想いはもう決壊寸前のところまできているのでないかと小説45510を読んで痛感した。本当の自分を知って欲しいそれでも好きと言って欲しいと本音をこぼした復帰後の配信…B小町の初期メン(もしかしたら初めて出来た友達だと本人は思っていたのかも?)にあてた仲直りしたいという本音を吐露した非公開ブログ。これらは彼女のささやかで精一杯のSOSだったのかもしれない。
そのSOSから4年、原作8話ではB小町の武道館公演が決まったことが明かされる。しかしアイの台詞「私が売れるとみんなが喜ぶ。だから私も嬉しそうにする」武道館ライブという偉業達成に然程興味がないようにも見てとれる。更にはスキャンダルはあかん!父親に会おうとするなよって壱護に言われても会おうとしてるし。
私はもうアイは自身を偽りながらアイドル活動をしていくことに限界を感じており、アイドル活動よりもルビーとアクアの母親として生きていくことに舵をきってるように見えました。元々父親に会おうとするのも2人の勘違いを正すためだったし。
更に深掘りすると、原作110話で五反田監督に「本物の私を撮ってください」と言っていた時アイの瞳の星が黒くなります。作中アイの瞳の星が黒くなるのはここと原作8話で自身の過去語りをするシーンのみ。窃盗で捕まった母が釈放されても自分を迎えにきてくれなかったんだぁと言っているシーン。ここは原作は白い星なんですがアニメだと星が黒く描かれておりアカ先生意図してると思います。この2つから言えるのはあの黒い星はアイの何重にも被った仮面の奥底の本当の自分。偽らざる本物のアイ…通称:黒アイだったのかなと。
アイは五反田監督のドキュメンタリー映画のなかで本当の自分を曝け出そうとしてたのではないか?そしてそれによって自身のアイドル生命は終わるかもしれないことも承知で。そしてその前に自身が殺されるリスクがあるかもしれないということも。でなければいきなり腹ぶっ刺されて恨み言の一つも言わず、あまつさえ犯人に対し君のことだって愛そうとしてるなんて言える?ここが最初に言った不可解な点です。
だからもしこのドキュメンタリー映画がおじゃんになってもDVDという形でルビーとアクアに残し、2人が自身の後を引き継げるようにした?壱護社長はアイドルを守る立場だから自身が破滅するこんな企画は絶対認めない。"本物"を撮りたいと言っていた五反田監督だからこそDVDを預けた?
後半は考察というより半ば妄想に近いですが、アクアはDVDを見てアイの遺志を汲み取りつつ自身の復讐も同時に完遂できるよう脚本を弄り「15年の嘘」の脚本を完成させたのかもしれません。
これは深読みしすぎかもしれませんが、アイが死に際に2人に言った台詞。「授業参観とかさールビーのママ若すぎない〜とか言われたい」これもう2人が隠し子だということを前提で話してなくて、アイは2人の母親として生きていくことを決めている。この妄想をした後にこの台詞聞くともうそうにしか聞こえなくて余計に辛い。
「15年の嘘」この映画には黒アイがこれでもかというくらい詰まっている。
そこにどうカミキヒカルを断罪する内容を入れ込むのかまでは考察できませんでしたが、DVDには父親が誰であるかまでは言及されていないと思うし(だとしたらアクアが父親探しに奔走する意味がない)きっとそこはアクアの脚色が入るのでは?と思う。映画編どう着地するのか楽しみです。
【アクアは最後に誰を選ぶのか?】
これは推しの子最大の難題です。
アクあか
アクかな
アクルビ
前世の関係を鑑みるとアクルビを推したくなるのが人情というもの(法律は無視)
しかし私はそこに一石を投じたい。
最後にアクアが選ぶのは有馬かなであるということを!!!
これは私の推しの子が有馬かなであるため、かなり偏った考察になっていることを最初に謝罪しておきます。
まずアクアは有馬に恋愛感情を抱いてます。これは誰も覆せない純然たる事実です。
アクアと有馬の境遇って似ていて
アクアも有馬も役者として売れるために子供の頃から頑張ってきました。アクアは芸能界に潜り込むための手段としていう打算的な面もあったと思いますが原作13話で五反田監督が役者になりたいって顔に書いてあるぞって言われるくらいには演技が好きなんだと思います。
しかしアクアは自身に役者としての才能の無さを痛感し早々に諦めてしまいます。
有馬かなも子役時代は売れたものの子役としての賞味期限が切れて売れない闇の時代が続きます。お互い芸能界で苦しみもがいた同士のようなもの。しかし両者には明確な違いがあります。有馬かなは夢を諦めませんでした。
闇の時代が続いても役者の道を諦めず芸能界に食らいついてきました。その結果掴み取った主役の座。それが今日あまというドラマのヒロイン。しかし周りの役者たちは素人同然。どう考えても有馬かなのキャリアアップには繋がらない現場。しかし彼女はどこまでも真摯に作品と向き合い、せめて観れる作品にしようと最後まで努力する。役者の道を早々に諦め裏方に転身したアクアには彼女が眩しく写ったのでは?と思います。アクアは有馬のためにメルトの演技力を底上げし有馬に本気の演技をするように促します。アクアはこの瞬間まで有馬の本気の演技を観ていなくて、観た瞬間のアクアの顔に光が当たるアニオリ演出がなんとも印象的でした。それは決して口だけではない。この10年間一度も稽古を怠らなかった努力の子。その証左がこの演技だけで分かったのだと私は解釈しました。アクアはこの瞬間に有馬に恋愛感情を抱いたのかなぁ。まぁこれは自分の解釈で明確に描写されてるわけではないのですが、決定的だったのは原作30話。恋リアのあかねがアイの完コピをした時の自身の気持ちの正体を探るため有馬を呼び出しでキャッチボールをしたシーン。しかし、アクアはそのことを有馬に相談したわけでもなくただキャッチボールをして会話しただけ。それなのにアクアは黒川あかねに対する感情はそうゆうのじゃないと勝手に自己解決しちゃってます。これは恋愛感情を有馬に持っていて彼女と会ってうんうんやっぱ好きってこうゆう気持ちだよね。あかねに抱いてる感情とは違うよねって再認識したっていう解釈以外なくない?異論は認めん!!!そしてアクアはその後アイ殺しの犯人が既に死亡したと勘違いし復讐に囚われた人生を見つめ直す機会を得ました。そこで有馬を選んでも良かったのですが、原作83話でMEMに語った通り、有馬のアイドル活動に自身が邪魔になるという理由から彼女と距離を置いています。アクアは復讐に囚われてる時は感情をあまり表に出しませんが、復讐という縛り抜きだとアイのような事が有馬に起こってはいけない。有馬に対する感情の入れ込み用がパないです。
しかし、その後実は犯人はカミキヒカルであることをあかねが突き止め、甘さを完全に捨てたアヴェンジャーアクたんが爆誕。
距離を置いていたはずの有馬を利用するためにまた馴れ合い始める。
しかし、それは本意ではないことが原作108話のアクアのモノローグ「利用できるものは全て利用する。"それがたとえ"…有馬だろうと」この言葉で分かります。アクアはあかねを利用することはあってと有馬を利用することなんて今まで考えてもいませんでした。アクアにとっては有馬は最後の砦。それが利用せざるおえないところまでアクアは復讐に囚われてしまっている。アヴェンジャーアクたん恐るべし。
これで復讐という縛り抜きだとアクアが有馬を好きなことは疑いようのない事実だということが分かって頂けたと思う。
有馬は夏のライブを最後にB小町を卒業する。
メタ的なことだが原作38話の有馬の台詞「あんたの推しの子になってやる」この伏線を回収する時がきました。しかし、映画の公開はまだ先なのでアクアの復讐になんらかの区切りがつくまで待つ余裕はなさそうなので一体どうなるやら。
でも星野アクアとしての推しの子は有馬かなしかいません。彼女はアクアにとっての"光"です。
復讐に囚われた彼を救えるのは彼女しかいない。そう確信してます。
おまけ:因みにアクアの中にあるゴローの推しはさりなであることに異論はありません。しかし原作30話でアクアはゴローとアクアの境界線がなくなってきていると言っています。これはアクアとしての身体とゴローの精神が統合してアクア寄りの嗜好になっているということ。アクアの嗜好は有馬を好み、残るゴローとしての精神はさりなちゃんを好む。
しかしこのさりなちゃんへの想いも突き詰めれば強い共感性と捉えることもでき恋愛感情とはまた違うのかなと個人的には思います。ゴローも母親の愛を知らずに育ったので、さりなちゃんに自分を重ねていてもおかしくはありません。
この点にもおいてもアクルビの成立は難しいと考えます。次にアクあかですが、最初はあかねを利用するために近づいたアクアですが、原作78話であかねは利用されてると知りながらもそれでもアクアの力になりたい。君は誰よりも優しいから。…こんなん誰でも好きになってしまうやろがー!ムーヴでアクアは救われ本当に付き合うことになります。しかしこれも原作97話を読むとアクアはあかねに半ば依存の傾向があったことがわかります。アクあかもやはり成立は難しいということがわかります。
うーんやっぱアクかなしか勝たん✊😭
以上、ここまで駄文にお付き合い下さった読者の皆様ありがとうございました。
月姫2はあります!!!!!
本ブログは月姫 -A piece of blue glass moon-及び同人版月姫のネタバレを含みます。ご注意下さい。
皆様8/26に発売された「月姫 -A piece of blue glass moon-」は既にプレイされましたでしょうか?
私は会社をお休みして没頭したり仕事終わりにちまちまプレイしたりして総プレイ時間約70時間弱かけて全ルートのエンディングとバッドエンドとフローチャートの回収を終わらせました!
ここでは駄文ではございますがリメイクの感想などを書いてみたので暇を極め過ぎた酔狂な方は是非覗いていって下さい。
以下目次になります。
1.アルクルートの感想
十七の肉片に解体され今までシステムとして運用されてきた彼女に「感情」というバグが生まれてしまった。
そんなバグとは思えない感情の数々が!!
表情が!!コロコロ変わって!!!!
しかもボイス付きで(CV長谷川さん)!!!
可愛くないわけがないんだわ!!!
アルクの服装差分の多さ100000000000点!!!
耐熱衣装、デート衣装
そしてアル美だよアル美ぃ!!
アル美の美しさたるや。個人授業してくれアル美いいいいい!!!!!
すいません。取り乱しました。
これには同人版からのファンも新規の方も大納得だったのではないかと。
10日目のデートの選択肢で路地裏を選択すると
耐熱衣装の写真撮影会できてそれが個人的にはオススメ選択肢。
まだ見てない方は是非見てみて下さい。
志貴の隠された性癖も見れます(え
バトルシーンも同人版とは比べ物にならないくらいド迫力!!!
スクリプト演出はまほよを超えるとはいきませんでしたがそこは立ち絵の多さとボイスでカバー!
あくまで文字が主役なのでそれを邪魔しない絶妙なバランス。やはり安定の型月。
シナリオは同人版とは違う要素沢山ありますが基本的に志貴とアルクが辿る道筋は同じです。
なので結末知ってるし流石に泣かないべな~
なんて思っていましたが、、、
とんでもない不意打ちがきました。
13日目 チャートのタイトル「旅の終わり」
まずこのタイトルで泣ける。アルクが真祖として生まれ歩んだ千年の旅路の果て。その意味。
志貴の本心を盗み聞きしたアルクが嬉しさのあまり月下の中を飛び跳ねるシーン。
生まれて初めて手にした誰かを守りたいという感情。
大好きーーー大好き、大好き、大好き!CV:長谷川さん
情緒がぶっ壊れた私は目からひたすら汗を流す装置に成り下りました。
同人版超えが私の中で確信に変わった瞬間。
流れる生命線(ピアノVer.)のBGM。そのタイトルがハッピーエンドて!
🍄ぉ!!!お前ぇ!!
2.シエルルートの感想
アルクルートのアルクの可愛さ、遠野家ルートの衝撃の真実、それらのインパクトが強すぎた私にとって同人版シエルルートはそれらに比べると霞んでしまうルートでした。
し
か
し
リメイクではシエルの過去の掘り下げにノエルという新キャラまで起用し徹底的に彼女を自身の罪と向き合わせるよう仕向ける演出がえぐい!エレイシアをこれ以上いじめないで〜🍄には人の心が、、
しかしその甲斐あって個人的にはですがかなりシエルに感情移入ができて満足度の高いシナリオとなりました!!
志貴にとってのアルクは一緒にいて楽しい存在。
言い換えれば志貴自身が幸せになる選択。
対して志貴にとってのシエルは自身の幸せを無視してでも幸せにしたい存在。
真逆なんですよね。
序盤でシエルは志貴に罪は自身を殺すものではなく救うためのものだと教えてくれました。
償える罪があるのなら償うべきだと。
まるで償えない罪こそが「悪」だと言わんばかりに。シエルは自身の罪がとても償えるものではないから自身が悪だと決めつけロアを殺し自身も死ぬ。
そんな救いとは程遠い呪いのような生き方をこれまでしてきました。
「先輩のせいじゃない」「先輩は悪くないよ」
彼女にとってその言葉がどれほど救いになったか。私は13日目のあのシーンが一番好きです。
最初はアルクルートはエンディング1つなのに
なぜシエルルートのエンディングは2つあるのか疑問でした。しかしプレイしてみると実質シエルルートはアルクとシエルが志貴を取り合ってるようなもんで特にトゥルーエンドはアルクと志貴の関係性はどのルートでも不滅だ!ということを思い知らされちゃうような展開でした😂
アルクルートはエンディング1つで十分だなとクリア後には納得しました😅
どのヒロインを攻略しようが「月姫」というタイトルには抗えないのです!
これ確かリメイクオリジナルだっと思うんですが
ロアの残滓が最後に言っていた
「ただ己が”そうであれ”と望む明確な仇敵が〜」
の台詞は月の裏側への明確な伏線ですよねぇ。
これ七夜に対する仇敵なのか志貴に対する仇敵なのかで大きく変わってくると思うんですが。
3.各キャラに言いたいこと
ここでは各キャラについて私なりの私見ぶつけていきたいと思います。
3-1.遠野志貴
お前有彦しか友達いないんかって感じの感想を同人版から抱いていたが
リメイクではきちんと他のクラスメイトとも会話してて良き。クラスメイトの高田くんリメイクでも続投で我にっこり😊
志貴は同人版だとほぼ立ち絵でてこなくてそのくせ主張が凄い強くてアルクルート初見の時、なかなか人物像を
掴むことができず苦労した記憶がある。
リメイクでは戦闘シーンの豊富な立ち絵、CVありというのもあって志貴を身近に感じることができた。
「2つ聞きたいことがあって1つ教えてやることがある」ロア戦で志貴がこの台詞を言った瞬間空気が変わるんでよね。それまで余裕ぶってたロアと志貴の立場が逆転する。あそこ好きです。
3-2.アルク
シエルルートの志貴に振られて自暴自棄アルクの衣装が同人版の衣装を意識したロングスカートでファンサ忘れとらんなぁと思わずニチャア😁としてしまいました。
アルクの胸になら事象収納されてもいい(え
3-3.シエル
リメイクのファンディスクでカリード・マルシェは登場しますか?
シエルがカレー好きになったきっかけのエピソードを下さい🍛
3-4.遠野秋葉
幻影とはいえG秋葉がまさか本編に登場すると思わなかったので盛大に笑わせてもらいました。
出番は控えめですが眩病月で遠野家の恐ろしい一面を見てしまったためリメイクの秋葉様に震えております。そして本作ではそう簡単にデレてはくれないので秋葉ルートが待ち遠しい。
3-5.琥珀
秋葉の厳しい束縛から志貴を守る二人の有能メイドその一人。
眩病月の時、少し琥珀ルートの片鱗見えましたよね、、、
琥珀さんとゲームがしたいYO♪
3-6.翡翠
最初は翡翠は秋葉派かなと思わせといてからの実は志貴の味方っていう演出が好きで
志貴の夜のお出かけを秋葉に報告せず口裏を合わせてくれたり正門の新しいカードキーを貸してくれたり
まじで有能メイド!!!
そして多分琥珀と入れ替わってると思われるシーンがちょこちょこありましたよね(主にバッドエンド)
こわや、、こわや、、、
3-7.弓塚さつき
さっちん可愛い!!!
さっちんのバイト先に行く選択肢を選んでも結局会えず、、、辛くててその夜は枕を濡らしました。
月の裏側では、、遂に、、、遂に
3-8.乾有彦
同人版プレイした時は有彦に不良っぽさをあまり感じられなかったんですが
リメイク版ではどけザコどもとか結構口汚い有彦が見えて最初は面食らいましたが
まぁ有彦ならあれくらい言うかと思いなおしました。
なんか不良感が同人版に比べ増したようなイメージ。
今時短ランwwwと最初は思ったけど逆に短ランじゃない有彦の方が想像できない不思議。
3-9.斎木みお
可愛い!!すべてが可愛い!!!
月リメの新キャラの中でダントツで好き!!!
猫舌なのも可愛い!!!
なぜかビルの屋上にテントを張って暮らす家出?少女。
志貴の中学の後輩、、、斎木という苗字、、、うーんこれは月の裏側待ったなし!
3-10.ノエル
シエル先輩が己の過去と向き合うために用意された言っても過言ではない新キャラ。
アルクルートでは小物っぽさで周囲を油断させシエルルートで全月姫ユーザーに衝撃を与えた。
個人的には弱くて利己的でとても人間らしい。好きです。
死徒ノエルが14歳の頃の姿なのはフランス事変が起こる前のあの時間が
ノエルにとって一番幸せな時間だったからなんだと思います。
因みにノエルの好感度が高くなる台詞を選び続け、死徒ノエルとの決戦であえて殺さずに見逃すと
キ、キミなんかに怯えてないんだから!と強がりノエルの好感度が足りないと
何見下してんだよ!って激高する。うーん死徒になってもノッエルらしい~♡
CV茅野さんの演技に脱帽。
3-11.阿良句博士
CV能登さんってマ!?声優って職業凄すぎませんか、、、
そしてあの名前、十中八九アラク(ネ)の文字りでしょうね~二十七祖っぽい。
他の祖の原理血戒のレプリカ持ってるなんて怪し過ぎる、、、
ロアの第六の儀式に蜘蛛っぽいのいるしこれもしかして、、、
あとノーマルエンドでイタリアにいる博士の知り合いって水魔スミレ(同人版の租)やリタ(同人版の祖)だったりとか妄想。
3-12.斎木業人
1000%月の裏側で大活躍予定の業人くん
槙久の書斎に入ると後ろからぶっ刺してくる怖いお方。
火傷で黒い包帯…もしかして秋葉の異能が関係してたりする?
3-13.マーリオゥ
口が悪い割には行動がその真逆。
そのギャップに痺れる憧れるぅ!!
マーリオゥの兄が言っていた「ひねくれてはいるが根は青臭い正義漢だ」
まさにそれな!ノーマルエンドでシエルを埋葬機関には渡さず教会で手厚く埋葬してやると言った
あの言葉に私は惚れました。
アルクにマリオネッタ(イタリア語で操り人形)と呼ばれていたり、志貴から「それ本当に兄貴の話?」
と聞かれていることからもしかしてラウレンティス卿の孫たちはみんな代替わりしていく同一人物とか?
卿の操る人形たち。まっとうな人間ではない?
マーリオゥが志貴に本国に行ったら「俺と会うことは二度とねぇ」とかアルクがロアの殺害した現場に居合わせた時、自らを「残り短い命」と言っていることから生きられる年月が限られていてその生を終えると新たな弟に転生する?とか?だからロアの輪廻転生するその秘術に興味をもった?
日本に来た理由はロアの工房とか言ってたしロアの潜伏先である志貴を殺そうとするアルクを殺そうとしたりするし。うーん何かまだ考察まとまりませんが秘密がありそうです。月の裏側に期待。
3-14.アンドウ
軽薄な口調が目立つがカリウスの言動から察するに昔は正義感に溢れていたのかも。
活躍があまりなく、もしかしたら月の裏側が本領なのかも。
3-15.カリウス
ノーマルエンドでは志貴に助言をしたり結構いい奴だけど活躍があまりなかったな。
月の裏側で活躍するのかもしれない。
3-16.ヴローヴ
死徒二十七祖第十九位ゼリア・アッフェンバウムの後継。
いや正確には奪って殺したから後継とは言い難いのか。
作中で何の原理か明言されてたっけ?凍土の原理?氷の原理?
誰か教えて~結局ヴローヴの原理血戒取り込んだシエルも燃料として使ってたみたいだし。
原理の名前までは明かされなかった気がする。
千年を超える原理をその身に宿すにはヴローヴは力不足だった。
だから熱で相殺していたということだと私は解釈しました。
二十七祖入門編としてはこれ以上ない相手だったと思います。
3-17.ロア
同人版の本編のロアの掘り下げが個人的には足りないなと思っていたし番外編での扱いがあまりにも酷い。
それに比べリメイクはえ?お前だれ?ほんとにロア?レベルでほんと素晴らしかった、、、
シエルのトゥルーエンドのロア、、、自ら消えるんですよ?
もういいと。しかも同人版のどのルートでも相容れなかった志貴との共闘!!!
これロア救済ルートと言っても過言ではありませんよね???
まぁ好きな子があんな姿になったら千年の恋も冷めるわな(え
ロアは種としての人間を愛してはいたが個として人を愛することはない。
そんな彼が初めて「個」を愛した。真祖の姫を美しいと思ってしまった。
それは子供の頃に父の目を盗んで冒険にでたあの夜にみた「月」に真祖を重ねたのかもしれない。
でもその初めて抱く愛という感情を理解できず、結局憎しみへと反転してしまった。
これアルクが志貴に抱く憎しみが愛に反転するのと対比になってるんです。
まじでこれがエモい!!!えもももおもおもいい!!!!永遠に交わうことのない蛇と兎!!!
ところでロアが生まれたのは15世紀と明言されているのに千年の悲願とか千年の恋とか言ってて
時系列的におかしい?これ誤字です…よね?
3-18.蒼崎青子
アルクから通称ブルーと呼ばれる第五魔法の使い手。
fate世界には姉。
月姫世界には妹。
今や型月世界には欠かせない名物姉妹となりました。
姉妹仲はリメイクでも変わらず最悪な模様。
メルブラリメイクに登場するかなぁ~
4.月姫の新要素と伏線
ここではリメイクで飛び出した伏線や新設定などについて言及していきたいと思います。
4-1.黒豹は何者?
…4日目の志貴とアルクの会話に割って入ってきて
志貴を殺そうとする?がアルクに邪魔をされる。
これが死者やゾンビ犬であればアルクに即殺されるはずが
アルクが「私の方が先約」「話なら後できいてあげる」
と言ってることからどうやら死徒の使い魔とは別もの?
死者が現れると志貴の学生服の襟を掴んで路地裏の隅にぶんなげたり
どうやら志貴を真祖や死者から遠ざけようとしてるみたい。
そして8日目のノエルに襲われた後、体力を使い果たし倒れる志貴
の前にまたも現れる描写が。そして次の日にはベッドで寝ている。
これ明らかにあの黒豹が部屋まで運んでくれてますよね!?
その時の黒豹の目がとても優しそうに見えたんだよな。
でも10日目の夜、自制せず欲望のままアルクを解体する選択肢を選ぶと登場
まるで志貴を断罪するかのように殺します。これは道を踏み外した志貴の後始末をした?もしくわ七夜としての意識が表層に出ると現れる?
これは月の裏側の伏線ですね。個人的には斎木みおな気がしてなりません。
同人版での斎木家は魔との混血の一族なので黒豹に変化してもおかしくないのかなと思いますし。月姫マテのみおの天敵の項目で七夜黄理と書かれてたのも気になります。
4-2.事象収納
🍄がインタビューで言ってた月姫リメイクの構想がきっかけでFGOに派生した設定もあるとか
言ってたのは恐らくアルクの「事象収納」という惑星の初期化システムの設定。
FGOの地球白紙化現象≒事象収納の結果?
地球の人類史というテクスチャを収納した結果があの白い大地であると。
まさに作中でも言ってた世界が裏返る現象。
月リメでは星の内海に収納されれば二度とは戻ってこれなくなる。
とありますがFGOでははてさて一体どこに収納されているのやら、、、まさかね、、、
4-3.逆光運河/天体受胎
シエルルート・トゥルーエンドのチャプタータイトルの一つ。
理性を壊され、狂気さえ壊された彼女が立ち返った原初の一
真祖というカラを失い、顕現方法が暴走したエネルギーのかたまり。
天体がこの宇宙に誕生するその瞬間をアルクが疑似的に再現している?
これはFGOのゲーティアが行った天体が生まれる瞬間に立ち会い、終わりある命を根本から否定しようとした悲しき大偉業。逆光運河/創世光年と似ている
更にCCCの神話礼装獲得のための章タイトルに逆光運河/原初黎明が使われており
これもその人物が宇宙に誕生した原初の瞬間に到達することで潜在パワーを引き出すもの。
共通するのは”その宇宙の始まりの時まで遡ること”これを逆光運河というのかもしれない。
第五魔法、、、早く🍄はまほよ2部をかきなさ~い!!!!
4-4.第六の儀式
13年前のフランス事変、第六は世界を殺す毒の製法、その失敗とありました。
空は赤い天蓋に覆われており事象収納の現象に少し似てる?
同人版だと原液持ちの二十七祖が最低6人揃うのが儀式の条件とありましたが
この「原液」が恐らくリメイクでは「原理血戒」に置き替えられている可能性が高いです。
でも疑問も残ります。
ロアは他の祖に祖と認められてないのになぜ参加できたのか。ロアも原理血戒を持っていたのか、、
作中では原理血戒を持ってる様子はなかったとように思えますが、、、
儀式の目的も結局明かされないままでしたし、これは月姫2制作待ったなしですね!!!
4-5.死徒
同人版だとネロ・カオスが第5階梯?第5級?と確か呼ばれておりその意味すら作中では
説明なかったはずです。
しかしリメイクでは死徒の階梯は第1~9までありその細かな説明も作中ではされてましたね。
そして死徒二十七祖の血液に宿る呪い。この惑星の物理法則を塗り替えるほどの特異点!
原理血戒(イデア・ブラッド)
新設定きちゃああああああ!!!チュウニー感あふれるこの設定!!!
これがあることでFate世界と月姫世界の明確な区分けができます。
リメイク作中では原理血戒を持てるのは祖たる器だけであるとあります。
つまり階梯7の上級死徒以下ではその呪いに耐えられないという意味です。
そしてFate世界には死徒二十七祖という枠組みは存在せず
上級死徒が死徒としての頂点。つまりFate世界には原理血戒は存在しない。
原理血戒こそ人理定礎を乱し、英霊召喚を不可能とする月姫世界とFate世界を分かつ設定であると。
そもそも原理血戒なんてものがなぜ発生したのかとか諸々については今後の情報開示を待ちましょう。
最後に死徒二十七祖そのものの設定についてですが序列も色々代わってるようですね、、、
まぁまだ全然明かされてないことの方が多いので何とも言えませんが。
ここで分かってる祖だけ並べてみますか。
第19位 ゼリア・アッフェンバウム
→ヴローヴに殺された祖で、同人版にはいなかった祖ですね。
同人版の第十九位は抜け番。千年もの原理をその身に宿す。祖としては中堅くらい?
第25?位 剣僧ベ・ゼ
→シエルの剣の師匠?だった祖。既に亡くなっており「剣」の原理血戒を持つ。
シエルが撃退した祖は「森」と「城」だと言われていることから
「剣」を封印ないし殺したのはシエルではない模様。
それではなぜシエルがベ・ゼの原理血戒を持っているのか、、謎ですよね。
シエルがアルク戦で「原理血戒25番 ベ・ゼ カルヴァリア・ガルガリン」と詠唱していることから
恐らく序列は第25位だと思われる。因みに同人版の第25位は抜け番。
第??位 ロズィーアン(薔薇姫)
→同人版だと第15位。事件簿の魔眼蒐集列車にも本人ではないし祖でもないがその残滓が見え隠れする。
同人版だと予言者で芸術大好きというイメージが強いがリメイクだと薔薇の魔眼という
原理血戒?を持つ模様。死徒ノエルはロズィーアンのイデアモザイクを打たれたので彼女の原理血戒
が疑似的に使える。本来魔眼は後天的なモノではないがノエルにも宿ってることから恐らくそれが
彼女の原理血戒なのかもしれない。
第??位 ???(城即ち王国の原理)
→ヴァン・フェムっぽくないですか???
シエルに倒されその原理血戒を元に編み出されたのが「大聖堂」という相転移式隔絶型結界。
同人版の第14位ヴァン・フェムも7大ゴーレム「城」を創造する祖でなん在り方が似てます。
Fakeや事件簿に登場するフラットと仲がいいことで有名な彼。うーん別人なのかなぁ
↓
9/11 訂正
城即ち王国の原理の持ち主は
第22位 クロムクレイですね。
本編で思いっきりシエル口にしてましたね、、
すいません。読み逃してました🙏
「原理血戒22番 クロムクレイ・ペタストラクチャ」
と言ってることから恐らく二十七祖としての序列も22位。
第??位 ???(実りの原理)
→恐らくシエルに倒された「森」と呼ばれる祖だと思われる(完全なる予想)
そして森と言えば同人版では第7位腑海林アインナッシュ。事件簿でもその仔が登場しましたね
同人版だとその森で100年に一度実る真紅の実。それを食べると不老不死になるとかならないとか。
そうゆう設定があるくらいなので「実り」の原理とは無関係ではないはず。
第??位 ???(溶ける原理)
→アルクの死徒講座にチラって登場して既にこの世にはいないことが明かされた
悲しき祖。別名わくわく動物ランドさん。
同人版月姫の中ボスを担った第10位ネロ・カオス
リストラご愁傷様です。
溶ける原理だけではこれをネロ・カオスと断定することはできませんが消去法で恐らくそう。
第??位 ???(四肢の原理)
→四肢の原理だけでは断定することは出来ませんがこれメレムさんでは!?
同人版では第20位メレム・ソロモン
埋葬機関第五位でありながら死徒二十七祖というかなりの変わり種だったんですが
リメイクの埋葬機関のメンバーにその名はないため恐らく封印ないし亡くなっている可能性が高い。
リストラご愁傷様です。
四肢の原理は同人版の彼の能力である四大魔獣(左腕、右腕、左足、右足の名を冠する四肢の使い魔)から。
神代同盟(エルダータイトル)を結ぶ5匹の祖
→これは同人版やメルブラの頃からある設定ですね。具体的に誰とかは明かされてませんが。
4-6.埋葬機関
一番様変わりしたのが埋葬機関の設定。
元々同人版で多くは語られなかった設定なのであれだがリメイク版では大きく変わってる。
まずは同人版の設定から。
同人版の埋葬機関は7人+予備1人
第一位ナルバレック
第二位???
第三位???
第四位???
第五位メレム・ソロモン
第六位ミスターダウン
第七位シエル
予備???
そしてリメイクの「聞かせてノエル先生」で明かされた設定はこれ。
埋葬機関は局長+7人+予備1人つまり8人
局長 ナルバレック
第一位 枢機卿 ノイ・セオナトール・グランファテマ
第二位 司祭 アンドレイ・ゴッドビバーク
第三位 尼僧 キアラ・キッショウイン
第四位 悪魔祓い ミスターダウン
第五位 不明
第六位 代行者アーガレオン
第七位 シエル
予備???
まじでみんなだれ????レベル。ノイ枢機卿はFGOで言峰の上司として出てくるノイ司祭と同一人物なのかは不明。第五位は元はメレム・ソロモンだったけど討伐されて空席になった可能性も。
そして一番の衝撃はキアラ・キッショウインお前じゃ~~~~~~!!!
なにしれっと登場してんの????
シエルルートトゥルーエンドの最後にロアからキアラはサバトによって悪魔化し高次元の感覚を得て
この次元では全能になったと明言されています。これって真性悪魔になったってこと???
まぁ同人版では二十七祖に真性悪魔がいるくらいだから最早驚かないけどさぁ
リメイクとんでもない爆弾投下してくれました。
と同時に月姫世界の広がりも感じ、月姫2あるぞこれと心の中でガッツポーズした私なのでした。
5.最後に
ここまで私の駄文にお付き合い頂きありがとうございました🙇♂️
最後におまけ。
既にご存知の方もいらっしゃるかと思いますが、全てのバッドエンドを回収すると最後の教えてシエル先生が解放されます。
そこにはなんと
次
回
予
告
が
😭
月姫 -the other side of red garden-
あばばばばば😭
月の裏側の物語。
さっちんルート遂に実装。
僕の思考回路はショートケーキしました。
発売時期は未定ですが
鉄は熱い内に叩けと言いますし1年後に是非頼みます😭🙏
アルクとシエルのキャラが強すぎて忘れがちですが月姫は「遠野志貴」という1人の男の子の物語でもあるのです。それが顕著に現れるのが月の裏側。
座して待ちましょう。
マイクとダビンチ
FGOユーザーの皆様、先日完結したLB6は完走したでしょうか?
面白い、面白くない沢山の意見があると思います。
私は🍄信者なので人よりバイアスがかかっておりあまり参考にならないかもしれませんが面白かったです!大満足です!FGOを続けてきてこれほど良かったと思ったことはありません!
伏線の貼り方や考察の余地を残すやり口、他の型月作品を履修してるとよりニッチャリできるシーンがてんこ盛り。もう非の打ち所がありませんでした!
その中でも今回はタイトルの通り、ソールズベリーの酒場の店主であるマイクとそこでお手伝いのウェイトレスとして働いていたダ・ヴィンチちゃん!その2人の関係性についてフォーカスしていきたいと思います
第1章 マイクとの出逢い
まずはぐだ達がダ・ヴィンチちゃんたちとはぐれソールズベリーで再会を果たしたシーンからみていきましょう。
ここで登場したダ・ヴィンチちゃんのウェイトレス姿可愛いですよね〜まるで天使👼ふひ、、ふひひ、、、🤤
そんなことを思っていたらマイクが登場。
どうやらダ・ヴィンチちゃんはマイクの酒場に住み込みで働きながら情報を集めていた模様。
最初はマイクって虚言癖持ちのやべーおぢさん妖精じゃん!!とおもっていたらこの台詞!
え!?さっき私が思った心の声そのまま!?
この時「私」という存在がまるで妖精國に迷い込んだかのような、、そんな錯覚を覚えました。
そうです。マイクは私の心の代弁者だったのです。
そこから私はマイクに夢中でした。
ダヴィンチと言えずダビンチになってしまうところや彼の表情一つ一つがとても愛おしく思えるようになり表情差分の画像を1枚絵にしてその愛を表現したり、果ては妖精騎士マイクとしてFGOに実装だなんてわけわからん概念まで持ち出すようになる始末。
つまり末期でした。
第2章 妖精という存在
マイクは言わずもがな妖精です。
酒場の新しいメニュー開発をしたりしてることから料理も自身でこなす。つまり手先が器用である。そしてあのずんぐりな体型から土の氏族なのかなと私は推測しました。作中では明言されてませんでしたが。オーロラは行き場のない様々な氏族を受け入れていると言っていたので土の氏族がいてもおかしくないのかなと。
先代からこの酒場を任されているとマイクが言っていることから昔からソールズベリーに住んでいる模様。
ここで今一度おさらい。
"妖精"という存在
それは万能にして寿命のない生き物。
但し、生まれたとき抱いた目的
夢中になれるものが失われた時
それがその妖精にとっての死だと言われています。
いい例がノリッジの鍛冶屋ナックさん
彼は生まれた時の目的がブレないから下級妖精にも関わらず400年も生きており未だ衰えを知らないと。
マイクはダ・ヴィンチちゃんと出会うまでは"役立たずのマイク"と呼ばれていたようで"ダビンチがいなくなるとまた以前のつまんないオレに戻る"と言っていることから夢中になれるものを見つける事ができなかったようです。
多分大体の妖精がこんな感じで目的を見つけられず
目先の真新しいもの、一過性のものに流されて自身の本当の希望(ねがい)を見つけられないまま命を終えるのだと私は感じました。
ハベトロットのように自身の目的が人間の文化に直結する妖精も多いと思うんですがなにせ人間が少ないし文化も未発達だから目的を見つけられず"ただ生きてるだけ"の妖精が妖精國には溢れているんだと思います。
第3章 マイクとダビンチ
マイクは何度も留守にするダ・ヴィンチにヤキモキしながらも帰ってくると子供のように喜び新メニューの採点をしてくれとせがみます。
最初は人間を馬鹿にしたり、酒場も先代から押し付けられた厄介事程度な気持ちだったマイクもダ・ヴィンチちゃんと出逢ったことで大きく変わっていきます。
妖精は基本万能だから思うだけで大抵の事は成せてしまいます。なので努力したり成長する必要がない。生きる事は退屈、毎日に張り合いがないのです。
だから彼らはどこまでも不完全で未熟だが努力して成長し不可能を可能にする生き物。人間に憧れる。そこに輝きを見出しそのキラキラしたものを何とか自分たちも手に入れられないかと人間の文明を模倣をし始めた。これが始まりだと思います。
そしてのその人間の中でも最高の知性であるレオナルド・ダ・ヴィンチ。万能の天才。数百万年の人類史の叡智の結晶ともいえる存在。そんな彼女(彼)が作り出したホムンクルス。人造英霊ダ・ヴィンチちゃん。
元々ダ・ヴィンチは他の英霊たちと違い、サーヴァントとなっても探究心・向上心の塊です。死者の夢であると同時に、彼女(彼)は現代(いま)を生きる者でもあると。その在り方が人造英霊ダ・ヴィンチちゃんにも受け継がれている。
マイクはそんな存在と出逢った。人類がこれまで積んできた研鑽、歩んできた足跡そのものとも言える存在に知識を与えられた。恐らく尋常じゃない生命としての輝きをダ・ヴィンチちゃんに見たことでしょう。
マイク自身も妖精という神秘の塊のはずなのにダ・ヴィンチちゃんに"天使"なんて大袈裟な呼称を使ったのも頷けるなと。
最終章 マイクは最期に何を視た?
ユーザーの皆さんにはここまで僕が執拗にマイクを愛でる様子がさぞかし滑稽に写っていることでしょう。
しかし流石にこれは胸にくるものがあったのではないでしょうか?
第29節 進行度7
私はここで号泣しました。号泣おぢさんです。
Twitterにふせったーで書きましたが、ここはLB6の中で一番泣いたシーンです。
早速振り返ってみましょう。
ケルちんとトリ子のタッグが起こした1000年に1度
の大厄災。それによって滅びゆく妖精國。
そしてオーロラの企みによりソールズベリーの街は妖精達の殺し合いにより火の海となりました。
ここでマイクは妖精の本質について言及します。
この本質は2章でも語った妖精は万能で不老不死であることに起因するのかなと私は解釈しました。目先の真新しいことや人間の文明を模倣して誤魔化しているけど心の底では全てがどうでもいいと思ってしまってる。結局、生きる目的が欠けたままだから生きる意味が見いだせない。だから躊躇なく全てを台無しにできる。
恐らく自身の生きる目的を見つけられた妖精は暴徒化することはなかったでしょう。
マイクもその1翅です。
街が火の海にも関わらずマイクは厨房で新しいメニューを考えていたというのです。
これ完全にマイクの希望(ねがい)って"料理"では?
土の氏族って手先が器用てモノづくりが好きって印象があるから納得です。
余談ですがダ・ヴィンチちゃんが戻ってきた時のマイクの喜びようったら。可愛いですね💕
ダ・ヴィンチちゃんはハベにゃんを迎えにきただけなのでハベにゃんを抱き抱えてマイクに別れの挨拶をしてストームボーダーに戻ろうとします。
マイクは"輝き"をくれるダビンチがいなくなればまた昔のつまらないオレに戻ってしまう。
それを何よりも恐れていました。
マイクの悪妖精化が始まっていました。
ダビンチが■■■■に塗りつぶされ認識できなくなってます。
ここで僕は画面に向かってマイク耐えろマイク耐えろと声援を送っていました。とはいえ、心のどこかではやっぱりマイクも妖精の"業"には抗えなかったかと半ば諦めていました。
し・か・し!
😭😭😭😭😭😭😭😭😭😭😭😭😭😭😭
悪妖精化が途中で止まり正気を取り戻した妖精が過去にいたでしょうか?少なくとも作中ではマイクだけです。妖精という種の本質であり"業"に打ち勝ったマイク。生きる意味なんてないと全てを台無しにしてきた。そんな妖精の中にも生きる事の尊さを理解した妖精がいたのです。
ダビンチと過ごした、たった数日間の夢のような日々、彼の生きてきた時間に比べたらほんのちっぽけな取るに足らない時間。それが彼を変えた。
マイクを変えることができたのは恐らく万能の天才レオナルド・ダ・ヴィンチではなく人造英霊ダ・ヴィンチちゃんだけ。
人造英霊ダ・ヴィンチちゃんは本体のように完全な万能ではありません。彼女(彼)の真名はダ・ヴィンチの未完の作品グラン・カヴァッロ(未完の馬)と呼ばれる彫像が元ネタ。
"未完"つまり完成されたものではない。
上記プロフにも書いてる通り、"諭す"側ではなく"学ぶ"側であると。
妖精國序盤、名無しの森に迷い込む時にダ・ヴィンチちゃんの名前が"轍の嬰児"に変わっていました。
轍(わだち)とはこれまでの人類が歩んできた足跡、嬰児(みどりご)は生まれたばかりの赤子を意味する。つまりダ・ヴィンチちゃんは人類史そのものから生まれたバブちゃんであると。え?どこが赤子?って思う人もいると思いますがこの赤子は"短い命"つまり生まれたばかりにすぐに死ぬという意味も含まれていると思っています。
マイクはホムンクルスの存在を知らないけどダビンチがとても短い命であると気付いてる模様。
そしてダ・ヴィンチ本人もそれを一番自覚しています。FGOマテⅨでもきちんと言及されてました。
しかし彼女は決してその程度の事では立ち止まったりしません。
大事なのは生きた時間ではなく何処を目指して、何処まで走ったか。
それが生まれた時からダ・ヴィンチちゃんは人類最高峰の知性から生み出された存在が故に達観しているのです。
非万能であるが故に辿り着いた真理。
それは万能であるが故に成長を知らぬ彼ら妖精からしたら"星の輝き"に等しい。
マイクはそれに気付いた妖精國最初で最後の1翅だったのかもしれません。
妖精國と終末の獣その2
8/8追記
事前に言っておきますがこの考察は外れてます。
それでもいいよって方だけ読んでください。
以下ブログ本文↓
前回のブログでほんわりとケルヌンノスくんがビーストなのでは?という考察をしましたが今回はその考察の補強をしていこうかなと思っております( ᷇࿀ ᷆ )
まず型月世界の終末の獣とアンリマユの類似性についてです。
前回のブログでも話したfate/prototypeに登場するビーストというクラスの獣。真名をヨハネ黙示録に登場する終末の獣。
この設定をfate staynightに踏襲したのがアンリマユです。
桜とアンリマユ、愛歌と旧ビースト
この一心同体という関係性も似てますしね。
そしてどちらも人間の悪性情報から生まれた呪いの塊という点でほぼ同一の存在と言って差し支えないでしょう。
そしてこれらはどこから生まれてくるのか。
これはCCCコラボの「堕天の檻」を読めば何となく分かります。
この廃棄孔(仮称)という存在。
知性体の活動の結果として生じた不要なもの、忘れ去られたものを捨てる場所。
これを読んで、この機構はムーンセルだけではなく地球という星にも存在するのではと考えました。
それが人間達の宗教的死生観において度々登場する「地獄」と呼ばれる場所。
人間の呪い、怨念、負の感情が集積する場所が地獄であれば黙示録の獣も「地獄より現れて世界を支配する存在」として描かれてますし何となく解釈一致しませんかね?
ではさっきの地獄が本当にあるとしてそれはどこにあるの?って話ですがそれは事件簿最終巻に登場した虚無の穴の先に答えがあるのでは思っています。虚無の穴(ナル・ピット)とは時計塔の地下にある霊墓アルビオンの最下層「妖精域」にあるとされる前人未到の区域です。
そこには三つ首六つ目の怪物がいました。有名な地獄の番犬ケルベロスの原典とも言うべき存在なのでは作中ではと言われていましたよね。つまり虚無の穴の先には地獄がありそこを守る役割を果たしてるのが三つ首六つ目の怪物であると。
型月世界では地獄へと続く道を孔(あな)とか穴(あな)という風に表現することがこれで何となく分かったと思います。
さて、それを踏まえた上で妖精國の罪都キャメロットの近くにある大穴をみてみましょう。奥底にはケルヌンノスの死骸があるとマシュの調査結果で分かっておりトネリコは星を覆うほどの呪いだとも言っていますね。かなり不穏。そして前回のブログにも載せたトリ子が落下する前の最期の台詞。
終末のフタ。
これって地獄の釜の蓋と掛けてるんじゃあないですかね???
そしてこのフタの先にある「この星を覆う呪い」は時計塔の深淵を知っていないと理解できない?と遠回しにキリシュタリアは言っています。
となれば先程、説明した汎人類史の時計塔の地下にある虚無の穴(ナル・ピット)がキャメロットの大穴と同一の存在と解釈できませんかね???
最初はなんでケルヌンノスなんてマイナー神が汎人類史では厄ネタ扱いされてるのかと思ってましたが厄ネタなのは虚無の大穴そのものだったのかもしれませんね。
終末の獣だろうがアンリマユだろうが人間を呪う存在であればビーストになれる資格があると個人的には思ってます。ケルヌンノスの場合は人間ではなく妖精でしょうが。
HF3章のアニメーションマテリアルで
アンリマユがもし完全な人類悪として顕現するとしたら「報復」の理を持つと言うことが明かされました。
これがビーストⅥの理だとしたら
ケルヌンノスくんにピッタリかもしれません。
だって折角妖精國を築く土台となったのに信仰は薄れ、しまいにゃ忘れ去られ妖精達は好き勝手やりたい放題。ケルヌンノスくんが大穴にいる事実が妖精達から不要なものとして投棄された何よりの証拠。
ケルヌンノスくん+星を覆う程の呪い(これまで死んでいった妖精達の悪性情報)=ビーストⅥ
これでマイナー神のケルヌンノスくんも立派なビーストⅥに!
みたいな!!!的なみたいな!!!
さぁ8/4に妖精達に報復だー!!!!
余談:ふせったーでビーストⅥは忘却の理を持つかもなんて言ってましたがあの後色々考えてこのブログで訂正させて頂きます(*^-^*)ゞテヘヘ
これはオマケですが
空の境界コラボで登場したオガワハイム。
これは完成された呪いのシステム。
人間が知性体であるが故に逃れることのできぬ獣性。決して無くすことのできない不滅の現象。
恐らくこれは「地獄」の再現でもあるのだとと思います。ここで言われてる「いと深き場所の神」って一体誰なんでしょうね、、、、
妖精國と終末の獣
8/8追記
事前に言っておきますがこの考察は外れてます。
それでもいいよって方だけ読んでください。
以下ブログ本文↓
こにゃにゃちわ。
皆さんLB6後編いかがお過ごしでしょうか?(意味不明)
私は特異点Xやアルビオンの竜などアホほど言及したいことが沢山あり頭が爆発しそうです。
がここは一つに絞ってケルヌンノスさんについて一つの考察をば。
私は「ケルヌンノス終末の獣説」を推します!(ででどん!!)
ってドヤ顔で言いましたが説って言うほどのもんでもなくLB6後編をプレイした全ユーザーみんなが一度は思い至ってることでしょう。
これから話す考察は8/4になれば無に帰す可能性があります。ご注意をば。
そもそも終末の獣とは、、、
ヨハネの黙示録に記されている黙示録の獣と呼ばれてる存在です。
超雑に言うと救世主(キリスト)と対比される偽の救世主(終末の獣)として描かれており最終的には救世主(キリスト)にたおされます。
これは型月世界でいうところのFate/prototypeシリーズに登場した第六の獣にあたります。
prototypeの設定だと人の悪意がカタチをもったもの。
元々「人類愛」の設定が出る前の旧ビーストの設定なので人類愛についての記述は特になし。
これがビーストⅥとして顕現する場合はどのような人類愛の要素を持つのかは不明。
ここで気になるのがLB6後編に登場するケルヌンノスさんです。
この妖精史の一番古い歴史である2017年から1万4千年前の出来事。
これを要約するとまず、ハベトロットが言う「ながれぼし」は恐らくヴェルバー(収穫の星)のこと。
ヴェルバー侵略で地球の先史文明はたまた地球の資源そのものが狩りつくされたあとの世界と思われる、
あっ!ヴェルパーについて詳しく知りたければEXTELLAをプレイすることを勧めます!!!!(隙あらば宣伝)
このろくにんの妖精は恐らく星から生まれた精霊種である亜鈴。
「そとにでる」という表現は恐らく星の内海から外の世界にでた。という意味。
ケルヌンノスは神。つまり人間の信仰によって成り立つ存在。巫女は神の声をきく者。
おそらく妖精は巫女を介してケルヌンノスにおねがいをし大地や森を創造してもらったのだと思います。(もしかしたら空想樹はこの時にできた?)
元々ケルヌンノスは生と死のサイクルを司る神と言われておりこれは「生」の側面が強く出た行動だったのではと感じます。
大地を創造し眠りについたケルヌンノス。しかし、断章でマシュが大穴に降下した時、遭遇した炎のような赤い存在。
ちょっとふさふさした毛のようなものも確認できますね。
トネリコはケルヌンノスの死骸と呼んでいます。そして星をおおうほどの呪いとも。
大地を創造し眠りについたケルヌンノス=自分の死骸で大地を創造したケルヌンノスという意味だったのでしょうか?
北部の妖精の大地はアルビオンの竜の死骸から出来ていることを考えるとありえそうではあります。
そしてトネリコの口から明かされたブリテン島の成り立ち。
妖精歴で1万年以上もの間、戦が恒常化し毎日何千という妖精の死骸が積み重なったこれが広大な大地となりブリテン島に繁栄をもたらしたという話。
異聞年表の中でもその壮絶さはみてとれます。
春の戦争の北の妖精たちの亡骸は語る「つぎはおまえたちだ」の記述。
モース王が牙の氏族に呪いを残した「つぎはおまえたちだ」の記述。怖スギィ!!
1万年以上にわたる殺し合いの歴史。敗北していったものたちの怨嗟とも言える負の感情の受け皿となっているのがあの大穴(ケルヌンノス)だとしたらその蓄積した呪いは星を覆う程に膨れあがってもおかしくないのではなかろうか。
モース王が「牙の氏族に」にかけた呪い。
それは恐らく絶滅の呪い。現に作中で牙の氏族はムリアンに虫のように殺され長のウッドワスはモルガンに殺され実質絶滅に近い状態になってます。
呪いというかここまでくると運命操作?
まじで妖精の呪い怖いです:;(∩´﹏`∩);:
そんなレベルの呪いをケルヌンノスくんが抱えこんでるとしたらもうそれはこの世界を終わらせる終末の獣そのものじゃん!!というわけで私の最初の「ケルヌンノス終末の獣説」に繋がります。
トリ子も24節の最後にあの大穴を「終末のフタ」と揶揄してますね。
そしてぺぺさんの台詞から察するにその終末のフタを開こうとしている第三者の存在もあると。
まぁこの第三者の存在は一旦置いておくとしても
カルデアで観測された「崩落」のきっかけは第1節の冒頭で言われてる「虫のひとかみ」が原因。
そしてそれはこの壁画のタイトルである「奈落の虫」と恐らく同一。
奈落の虫とは一体何なのか、、、
ここで24節のラストをもう一度。
手足を刻まれ芋虫みたいな姿で大穴に落とされるトリ子さん。
芋虫?‥虫?穴に落ちた虫?奈落の底に落ちた虫?
奈落の虫?
虫のひとかみ?もしかして「崩落」のトリガーはトリ子さん?(駄洒落じゃないです)
モルガンがこの夢(ブリテン)を捧げてもいいとまで言わしめた。そこまでして蘇えらせたトリ子さん。でも結局はトリ子さんは幸せになれず。更にはその彼女のせいで磐石だったモルガンの計画が破綻しブリテン崩壊、この星の崩落が起こってしまうとしたらこれ以上の皮肉はない。モルガンがあまりにも報われなさすぎる…奈須きのこゴラァ!!!!
すいません大脱線しました🙏
話を戻すと終末の獣ケルヌンノスくんは妖精の負の感情から生まれた存在。
prototypeのビーストは最初に説明した通り人々の負の感情から生まれた存在。
どちらも霊長が人間が妖精かという違いがありますがそれを除けばほぼ同一の存在です。
元々ビーストは「知性あるがゆえに逃れることができない獣性」からきているものなので個人的には人間が霊長でないからといってLB6にビーストがいないという理屈は通らないのかなぁと。まぁそれを人類悪と呼んでいいかは疑問が残りますが。番外位的な扱いなのかも。(もしかしたらケルヌンノスの生と死のサイクルの「死」の側面が強く出た姿ってだけかもですし)
でもでも100年に一度の厄災、1000年に一度起こる大厄災も最初は世界の行き止まりによる滅び(修正)なのかなと思いましたがその内容を見るにビースト特有の自滅機構っぽいなぁとか思ったり。
例:妖精が同種である妖精を喰らう。(黒い厄災 ブラックドック)や妖精自身の意味消失による呪い(モース化)など
最後に余談ですがビーストⅥが持つとされるスキル
ネガ・メサイア。正しい人類史から生まれたサーヴァントの宝具に強い耐性を持つネガ・ジェネシスと同類のスキルだと言及されています。
言葉尻だけを捉えるとネガ・メサイアは「救世主の否定」と捉えることが出来ます。妖精國で言う救世主とは即ち、楽園の妖精である予言の子。アルトリアキャスター。彼女の宝具に対する強い耐性を持つのか。もしくわぺぺさんの言葉を借りると「終わることより続けることを選ぶ者」に対する強い耐性を持つとか?もしビーストⅥがLB6に登場するとしたらかなりの強敵になりそうですね、、、
以上、ここまで呼んでくれた方有難うございました🙇♂️ 8/4の第25節解放を座して待ちましょう!!!
HF Ⅲ章アニメーションマテリアル考察おぢさん
遂に発売されましたねHF3章の円盤😭😭😭
映画館に足を運べなかった方はこの機会に是非HF完結編を堪能して頂ければ🙇♂️
さて、今回は初回盤に同梱されてるアニメーションマテリアルで飛び出した新設定について僕の考察?妄想?を長々と話していきたいと思います。
2つのトピックに分けてお話させて下さい。
まず右に写る久遠寺有珠が関係してくる
「もうひとりの魔法使いユミナについて」
というトピック。
そして左に写っているゼルレッチが関係してくる
これが2つめのトピックとなります。
ではまずひとつめのトピックから。
もうひとりの魔法使いユミナについて
型月に登場する五つの魔法の使い手のうち第一魔法の使い手は長い間不明でした。
僕はその昔、第一魔法の使い手は魔術王ソロモンだ!なんてったって魔術の開祖的な存在だしね!
なーんてドヤ顔で考察ツイートあげたりしましたが去年の事件簿マテリアルを読んだとき
その鼻っ柱は見事なまでにポッキリと折れました。
第一魔法の使い手は西暦前夜に誕生したというのです。
しかもソロモン王は紀元前960年ころに死去とあります。
………
別人じゃん!!!
そして今回の一問一答の8問目の回答で僕は目をひんむきました。
時計塔に入るとき、魔法使いゼルレッチの存在は嫌でも耳にする機会が多い。
そして開位(コーズ)あたりまで階位があがってくるともうひとりの魔法使いユミナの名前を知るようになる。
わい「ぽぎ!?だれ???🍄さらっとなにいってんだ?しかもこれだけ?もっと情報よこさんかい!!!」
結論から言うと、ユミナは第一魔法の使い手であると私は思います。
なぜならユミナという言葉に聞き覚えがあるからです。
ユミナという言葉はあくまで私が知る限りですが2つの意味で使われています。
まずは時計塔の十二の科の一つである植物科、これがユミナと呼ばれています。
事件簿マテリアルに十二の科の呼び名はその創始者の名で呼ばれる(一部例外)とあります。
なのでこのユミナという名前の魔術師(魔法使い)は確かに存在したと言えます。
そしてもう一つは魔法使いの夜に登場する久遠寺有珠というキャラの魔術系統がユミナと呼ばれています。(魔法使いの基礎音律参照)
そして有珠はプロイキッシャー(童話の怪物)と呼ばれる使い魔を使役する典型的な人形師。
そのプロイキッシャーは魔女の系譜から代々受け継がれている使い魔でありその中でも
初代の魔女が生み出したとされる3体のプロイキッシャーはグレートスリー(3つの奇跡)と呼ばれています。
その特性として作中では
「第一(はじまり)より別たれた、この世で最も大きな虚構」
とあります。
魔法使いの基礎音律で🍄からは魔術と魔法の関係ぶち壊し、なーんて言われてます。
確かに人間の科学で再現できない結果を魔法と呼ぶのなら童話に登場する空想上の怪物を現実に生み出してしまうなんて最早何でもありすぎて笑けてくる。魔法以上に魔法らしいと言わざるおえません。
このプロイキッシャーを生み出した最初の魔女がユミナであると。
そしてこの唯一無二の魔術特性から魔術系統に創始者である本人の名前ユミナが使われたのでは?と思います。
そしてそのユミナという人物は第一魔法を使う魔法使いで植物科という時計塔の学科を創設した人物でもあると。
因みに第一魔法とは一体何の魔法なのかって話なんですがその設定はまだ明らかにはなってません。
自分の予想だと昔、Twitterでも言いましたがエーテル(第五架空要素)という架空のエネルギーを生み出したことなのでは?と思っています。
FGO1部でダヴィンチちゃんは神代の魔術は真エーテル(第五真説要素)で成り立っているのに対し、西暦以降の魔術はエーテル(第五架空要素)という人工的に生み出されたエネルギーを使っていると言っていました。
FGOや事件簿マテリアルでも言われていますがソロモン王の死をきっかけに神代が終わりを迎えこの世界から真エーテルが消えていったととされています。
これはギルガメッシュも言っていた「人」の時代がきたということに他なりません。
人が「霊長」としてこの世界に君臨したから旧世界のルール(真エーテル)なんて壊しま~すってことなんでしょうね。
その失われゆく神秘を嘆いた魔女ユミナが架空の童話の怪物を現実に生み出したように真エーテルに代わる架空のエネルギー(エーテル)を生み出したのでは?と考えています。
無から有を生む魔法。
ホロアタでバゼットが言っていた「無の否定」。
「はじめの一つは全てを変えた」(魔法使いの夜の作中の魔法の説明)
正にそれが第一魔法なのでは?と私は思います。
因みにここから魔女との設定について大いに妄想します!
魔女ユミナはは神秘や奇跡を人為的に起こす「魔術」を行使した初めての人間なのではないか?
ソロモン王は魔術を広めた、一般化したというイメージで初めて魔術を行使した人間は他にいるのでは?
魔術を初めて行使した一族を総称して「魔女」と呼んでるのではないか?というのが私の妄想です。
🍄が魔法使いの基礎音律で魔女という存在が一体何のかは後々…みたいなこと言ってたから魔法使いや魔術師と区別して魔女と呼ぶのには何か深い理由があるのではなかろうか?
以上、ひとめのトピックは終わりです。
以下、ふたつめのトピックについてお話しします。
今回の一問一答の8問目の回答の中で🍄と社長はこんな会話をしていました。
社長:ゼルレッチってFate世界でも吸血種なの?
🍄:いんや違う。不老不死的な属性は変わらないけど。
わい:!?!?!?!?!??!!!!!!!!
これはFate世界と月姫世界の分岐を考察する上でとても大きなヒントとなるのでは?
カルデアエースVol.1が発売した頃の竹箒日記やFake作中でも明かされた
月姫世界とFate世界では前提が大きく異なるという設定。
簡単にまとめると以下になります。
Fate世界
・英霊をサーヴァントという自立した使い魔として使役可能
・死徒の頂点「死徒二十七祖」という枠組みは存在せず、死徒は「月姫」世界ほど強い力を持てない。
月姫世界
・死徒が強い力を持った世界。死徒の頂点「死徒二十七祖」という枠組みが存在する。
・英霊という強大な概念をサーヴァントという自立した使い魔として使役することは不可能。
いうなれば
英霊は人類史を肯定するもの、人類の味方
死徒は人類史を否定するもの、人類の敵対者
よく分かんないなって方はFate世界は英霊が主役で月姫世界は死徒が主役みたいなイメージをもってもらえれば。
注:竹箒日記ではFakeは英霊と死徒が共存するどちらもアリな世界
FGOはどちらとも言えない世界?とされている。ややこしいな…
今まで型月作品に登場したキャラで
Fate世界と月姫世界で設定に違いがあるものについてここで列挙してみます。
(これが全てではありません)
①ミハイル・ロア・バルダムヨォン
Fate世界(カルデアエースVol.1に収録されている英霊伝承異聞)
→タランテラという魔術師あがりの死徒として登場。竹箒日記によると「とある真祖の姫との出会い」がなく祖の一人に数えられるだけの実力もない。お得意の転生の秘術も劣化したものとなっていると語られている。
月姫世界(同人版月姫の本編)
→「とある真祖の姫との出会い」で強力な死徒となる。「無限転生者」「アカシャの蛇」なんて呼ばれて聖堂協会からも一目置かれている。二十七祖の一人として数えられるが、二十七祖の連中からしたらお前と同類なんてごめんだってな感じで序列としては二十七祖 番外位という形に落ち着いている。
②ズェピア・エルトナルム・オベローン
Fate世界(ロード・エルメロイII世の事件簿、FGO六章)
→アトラス院の院長に就任しズェピア・エルトナルム・アトラシアとして登場。死徒化しているものの初代院長が辿り着いた人類滅亡の未来を回避するという命題は諦めてはいない模様
月姫世界(メルブラ)
→アトラス院の院長には変わりないがこちらは人類滅亡の未来を回避を諦め、遂には発狂。自身をある特定の条件を満たすと発生する固有結界へと姿を変え、祖の一人として名を連ねる。死徒二十七祖 第十三位ワラキアの夜。
③グランスルグ・ブラックモア
Fate世界(事件簿マテリアル)
→死徒のオリジナルとも言える存在、朱い月を主と仰ぐ魔術仕上がりの死徒。しかし朱い月とゼルレッチの激突により朱い月が滅ぼされてしまったことで半ば自暴自棄に陥り、ふらりと現れた聖堂協会の代行者によって滅ぼされてしまう。(西暦300~500年ごろ)
月姫世界(キャラクターマテリアル)
→こちらの世界でも朱い月とゼルレッチの激突により朱い月が滅ぼされてしまった。にもかかわらずこちらでは超元気。現代まで存命。月姫2に登場する気満々!!死徒二十七祖 第十六位黒翼公。口ぶりから察するに朱い月復活の可能性ありってマ?
以上、3人の死徒について紹介しました。
これに今回のゼルレッチの新設定を加えると新たな仮説が立てられそうです。
④キシュア・ゼルレッチ・シュバインオーグ
Fate世界(Fateの色んな作品)
→第二魔法の使い手、西暦300年頃、朱い月と激突しこれに勝利。不老不死ではあるが死徒ではない。←NEW
月姫世界(月姫、歌月十夜、キャラクターマテリアル)
→第二魔法の使い手、これまた朱い月と激突しこれに勝利。しかし相打ちで噛まれてしまい死徒化。これの影響で全盛期ほどの魔術行使が不可能になり、見た目も老け込んでしまう。更には二十七祖入りも果たす。でも基本人間の味方。
今回のHF Ⅲ章のアニマテでゼルレッチはFate世界では死徒ではないことが明かされました。
これは朱い月との戦いは相打ちで噛まれることなく完勝したということに他なりません。
ここからは自分の主観も大いに入っていますが、月姫で語られるゼルレッチVS朱い月は
ゼルレッチがお前気に入らね~的な感じで喧嘩を売った。ゼルレッチ個人VS朱い月のイメージです。
しかしHFⅢ章のアニマテには魔術世界を束ねて戦った魔法使いという言い方に変わっています。
そして事件簿マテリアルには朱い月との戦いの爪痕は大きく魔術協会は衰退したと表現されています。
これらの表現からFate世界のゼルレッチVS朱い月はゼルレッチ+魔術協会VS朱い月だったのでは?
なのでゼルレッチ勢が優勢となり朱い月に完勝できたと。
ここで③のブラックモアの2つの世界での差を思い出してみましょう。
Fate世界のブラックモアは朱い月が滅ぼされてああもうだめだ俺生きていけねぇ状態になっているのに対し、月姫世界のブラックモアは現代まで生きておりしかも超元気。
この差は朱い月がゼルレッチを死徒化できたか否かの差ではないのか?
つまり死徒二十七祖という枠組みが完成できたか否か。
そもそも朱い月の目的は月姫読本で語られている通り
地球の支配者になること。大まかな流れはこう。
朱い月は元々、月の支配者(アルテミットワン)
月は生物がいなくなり住めなくなったから地球に移住したい。
↓
その頃地球では「人間」が誕生。
地球くんは「なんだこの生物怖い…やばそう…」
↓
朱い月「地球くん、そんなに心配ならいざというときのために人間を律する存在を作っておかないかい?」
↓
星としての自衛手段を持たない地球くんはその案に賛成。
朱い月をモデルとした「真祖」という精霊(星の触覚)が生み出す。
↓
朱い月は地球外の生命体なので地球に移住してもいづれは抑止力に排斥される可能性が高い。
なので地球で活動するための「器」候補として真祖を作らせた。
死徒二十七祖もその試行錯誤の過程で生まれたとされる。
しかし結局、自分の後継たる器が誕生したのは、朱い月が滅ぼされた1000年近く後であったとさ〜
この情報を前提にもう一度2つの世界の差異について考えてみましょう。
Fate世界には月姫世界には存在する死徒二十七祖という枠組みが存在しないとハッキリ明言されています。
つまりそれっていいかえると死徒二十七祖という枠組みができる前に朱い月が滅ぼされてしまったということでは?
この死徒二十七祖という枠組みが人類史を否定する、人類を「霊長」の座から引きずり下ろすためのカウンターなのではないか?
もう一度言いますが朱い月の目的は地球の掌握。そのためには霊長(生物の頂点)に君臨している人類が邪魔。
人類を霊長たらしめている、地球を覆っている人理というテクスチャ(アポクリファの邪竜曰く)を取っ払いたいと考えている。
そのための死徒二十七祖という概念。死徒という人類史を否定する者たちの存在強度をあげるための枠組み。
昔から疑問でした。なんで死徒じゃないやつまで二十七祖に名を連ねているのかと。。。
死徒二十七祖という枠組みは死徒に限らず人類史を否定する存在。
人類の敵、吸血種、不老不死この条件を満たしてかつ朱い月に認められさえすれば実は誰でもいいのではないかと。人類の敵連合軍!みたいなイメージ!
現にゼルレッチは人類の味方だけど朱い月に死徒にされ無理矢理二十七祖の枠組みにねじこまれました。本人の意思とは関係なく朱い月に認められさえすれば良い。月姫読本には代替わりした祖もいるようなので朱い月が認めるor現在の祖を滅ぼし祖の座を奪う。のどちらかが祖へ名を連ねる条件なのだと推測します。
朱い月の目的は死徒二十七祖という枠組みを完成させ死徒の存在強度をあげ人類史を否定すること。
それが成功してまった世界が月姫世界。
失敗してしまった世界がFate世界
Fate世界ではその枠組みが完成する前に朱い月とゼルレッチと激突し志半ばで朱い月が滅ぼされてしまったのでしょう。
Fate世界のブラックモアは死徒二十七祖ができる前に朱い月が滅ぼされたことで死徒の滅びの運命を悟ったのかもしれせん。
以上、駄文ではございましたが私の考察でございました~
他にも脱線して色々話したいこと沢山ありますが長くなってしまったのでここまで。。。