読者0太郎のブログ( ᷇࿀ ᷆ )

徒然なるままに…型月作品に関する考えを述べる

妖精國と終末の獣

8/8追記

事前に言っておきますがこの考察は外れてます。

それでもいいよって方だけ読んでください。

 

 

以下ブログ本文↓

 

こにゃにゃちわ。
皆さんLB6後編いかがお過ごしでしょうか?(意味不明)
私は特異点Xやアルビオンの竜などアホほど言及したいことが沢山あり頭が爆発しそうです。
がここは一つに絞ってケルヌンノスさんについて一つの考察をば。

私は「ケルヌンノス終末の獣説」を推します!(ででどん!!)

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ってドヤ顔で言いましたが説って言うほどのもんでもなくLB6後編をプレイした全ユーザーみんなが一度は思い至ってることでしょう。
これから話す考察は8/4になれば無に帰す可能性があります。ご注意をば。

 

そもそも終末の獣とは、、、

ヨハネの黙示録に記されている黙示録の獣と呼ばれてる存在です。
超雑に言うと救世主(キリスト)と対比される偽の救世主(終末の獣)として描かれており最終的には救世主(キリスト)にたおされます。

これは型月世界でいうところのFate/prototypeシリーズに登場した第六の獣にあたります。
prototypeの設定だと人の悪意がカタチをもったもの。
元々「人類愛」の設定が出る前の旧ビーストの設定なので人類愛についての記述は特になし。

これがビーストⅥとして顕現する場合はどのような人類愛の要素を持つのかは不明。
ここで気になるのがLB6後編に登場するケルヌンノスさんです。

 

この妖精史の一番古い歴史である2017年から1万4千年前の出来事。

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これを要約するとまず、ハベトロットが言う「ながれぼし」は恐らくヴェルバー(収穫の星)のこと。
ヴェルバー侵略で地球の先史文明はたまた地球の資源そのものが狩りつくされたあとの世界と思われる、

あっ!ヴェルパーについて詳しく知りたければEXTELLAをプレイすることを勧めます!!!!(隙あらば宣伝)


このろくにんの妖精は恐らく星から生まれた精霊種である亜鈴。
「そとにでる」という表現は恐らく星の内海から外の世界にでた。という意味。
ケルヌンノスは神。つまり人間の信仰によって成り立つ存在。巫女は神の声をきく者。
おそらく妖精は巫女を介してケルヌンノスにおねがいをし大地や森を創造してもらったのだと思います。(もしかしたら空想樹はこの時にできた?)

元々ケルヌンノスは生と死のサイクルを司る神と言われておりこれは「生」の側面が強く出た行動だったのではと感じます。

大地を創造し眠りについたケルヌンノス。しかし、断章でマシュが大穴に降下した時、遭遇した炎のような赤い存在。

ちょっとふさふさした毛のようなものも確認できますね。

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トネリコケルヌンノスの死骸と呼んでいます。そして星をおおうほどの呪いとも。
大地を創造し眠りについたケルヌンノス=自分の死骸で大地を創造したケルヌンノスという意味だったのでしょうか?

北部の妖精の大地はアルビオンの竜の死骸から出来ていることを考えるとありえそうではあります。

 

そしてトネリコの口から明かされたブリテン島の成り立ち。
妖精歴で1万年以上もの間、戦が恒常化し毎日何千という妖精の死骸が積み重なったこれが広大な大地となりブリテン島に繁栄をもたらしたという話。
異聞年表の中でもその壮絶さはみてとれます。
春の戦争の北の妖精たちの亡骸は語る「つぎはおまえたちだ」の記述。
モース王が牙の氏族に呪いを残した「つぎはおまえたちだ」の記述。怖スギィ!!

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1万年以上にわたる殺し合いの歴史。敗北していったものたちの怨嗟とも言える負の感情の受け皿となっているのがあの大穴(ケルヌンノス)だとしたらその蓄積した呪いは星を覆う程に膨れあがってもおかしくないのではなかろうか。

 

モース王が「牙の氏族に」にかけた呪い。

それは恐らく絶滅の呪い。現に作中で牙の氏族はムリアンに虫のように殺され長のウッドワスはモルガンに殺され実質絶滅に近い状態になってます。

呪いというかここまでくると運命操作?

 

まじで妖精の呪い怖いです:;(∩´﹏`∩);:

 

そんなレベルの呪いをケルヌンノスくんが抱えこんでるとしたらもうそれはこの世界を終わらせる終末の獣そのものじゃん!!というわけで私の最初の「ケルヌンノス終末の獣説」に繋がります。

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トリ子も24節の最後にあの大穴を「終末のフタ」と揶揄してますね。

 

そしてぺぺさんの台詞から察するにその終末のフタを開こうとしている第三者の存在もあると。

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まぁこの第三者の存在は一旦置いておくとしても

カルデアで観測された「崩落」のきっかけは第1節の冒頭で言われてる「虫のひとかみ」が原因。

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そしてそれはこの壁画のタイトルである「奈落の虫」と恐らく同一。

奈落の虫とは一体何なのか、、、

 

ここで24節のラストをもう一度。

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手足を刻まれ芋虫みたいな姿で大穴に落とされるトリ子さん。

芋虫?‥虫?穴に落ちた虫?奈落の底に落ちた虫?

奈落の虫?

虫のひとかみ?もしかして「崩落」のトリガーはトリ子さん?(駄洒落じゃないです)

 

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モルガンがこの夢(ブリテン)を捧げてもいいとまで言わしめた。そこまでして蘇えらせたトリ子さん。でも結局はトリ子さんは幸せになれず。更にはその彼女のせいで磐石だったモルガンの計画が破綻しブリテン崩壊、この星の崩落が起こってしまうとしたらこれ以上の皮肉はない。モルガンがあまりにも報われなさすぎる…奈須きのこゴラァ!!!!

 

すいません大脱線しました🙏

 

 

話を戻すと終末の獣ケルヌンノスくんは妖精の負の感情から生まれた存在。

prototypeのビーストは最初に説明した通り人々の負の感情から生まれた存在。

どちらも霊長が人間が妖精かという違いがありますがそれを除けばほぼ同一の存在です。

元々ビーストは「知性あるがゆえに逃れることができない獣性」からきているものなので個人的には人間が霊長でないからといってLB6にビーストがいないという理屈は通らないのかなぁと。まぁそれを人類悪と呼んでいいかは疑問が残りますが。番外位的な扱いなのかも。(もしかしたらケルヌンノスの生と死のサイクルの「死」の側面が強く出た姿ってだけかもですし)

 

でもでも100年に一度の厄災、1000年に一度起こる大厄災も最初は世界の行き止まりによる滅び(修正)なのかなと思いましたがその内容を見るにビースト特有の自滅機構っぽいなぁとか思ったり。

例:妖精が同種である妖精を喰らう。(黒い厄災 ブラックドック)や妖精自身の意味消失による呪い(モース化)など

 

最後に余談ですがビーストⅥが持つとされるスキル

ネガ・メサイア。正しい人類史から生まれたサーヴァントの宝具に強い耐性を持つネガ・ジェネシスと同類のスキルだと言及されています。

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言葉尻だけを捉えるとネガ・メサイアは「救世主の否定」と捉えることが出来ます。妖精國で言う救世主とは即ち、楽園の妖精である予言の子。アルトリアキャスター。彼女の宝具に対する強い耐性を持つのか。もしくわぺぺさんの言葉を借りると「終わることより続けることを選ぶ者」に対する強い耐性を持つとか?もしビーストⅥがLB6に登場するとしたらかなりの強敵になりそうですね、、、

 

 

以上、ここまで呼んでくれた方有難うございました🙇‍♂️ 8/4の第25節解放を座して待ちましょう!!!